伊藤忠商事(8001)決算発表(2020年3月期) 今期増配も発表

2020年5月26日オススメ銘柄, 日本株, 決算速報, 高配当

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伊藤忠商事とは日本7大商社のうちの一つで他の商社と比べて株価が右肩上がりで、高配当銘柄として投資家の間で非常に人気の銘柄です。

今回は、こちらの伊藤忠商事が決算発表を行なったので決算内容を見ていきたいと思います。

また、今回の画像は全て下記の伊藤忠商事会社HPより引用しています。

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2019年度決算概況

上記が2019年度の決算概況です。

見てわかるように2019年度の純利益は2018年度と比較して増益しています。

さらに素晴らしいことに米中貿易摩擦、コロナで世界経済が大混乱している中、2019年に発表した通期見通しの目標値(5,000億)を上回っています!

ちなみに売上高は2018年度の4兆9830億から4兆4111億円と減収となっています。

ただ、この世界経済が大混乱のなか減収増益となっているのはさすが伊藤忠商事、、、という感じが大きいです。

セグメント別の実績

上記がセグメント別の業績です。

素晴らしいことにこのコロナ影響下の中でも業績を伸ばしている分野があります!

伊藤忠は非資源分野に力をいれており、今回のコロナの影響は他の商社と比べて少ないと予想されていましたが素晴らしい業績ですね。

ちなみに左下のほうに記載されていますが2019年度の非資源分野の業績は過去最高を記録しています。

他の商社と比べてこの数値は異常なので今後是非投資していきたい銘柄になりますね!

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2020年度の業績予想

2020年度の業績予想は4000億円で2019年度の業績より減益予想となっています。

さすがの伊藤忠商事でも今期は減益と見込んでいるみたいです。

ただ、個人的にはこの世界情勢の中、非資源分野に関しては増益予想をしているところはさすがです。

また、気になる一文として、バッファー▲500を含むとあります。

ということは予想外の自体が起こらなければ、今期業績は4500億円になるということです。

その場合の減益率10%となり、リーマンショックを上回る景気後退が起こると言われている中、この数値は驚異的です。

是非、今後も注視が必要な銘柄になっています。

2020年度の配当金は?

配当金は素晴らしいですね。綺麗な右肩上がりです。

今期の配当金もしっかり増配をおこない88円の予想です。

現在の株価は2,160円なので配当利回りは4.07%になります。

間違いなく高配当銘柄です。

今後も持続的に配当金が増えそうなので是非長期保有したい銘柄ですね!

さらに他にも機動的・継続的な自己株式取得と記載されています。

今後も持続的な自己株式を取得してくれそうなので株主にとっては非常に嬉しい宣言ですね!

ちなみに伊藤忠商事は2019/06/12に上限700億円分の株式を取得すると宣言していますが、4月30日時点ではまだ実施していません。

詳細は下記資料を参照していください

資料はこちらを参照

そのため、さらに今後の株価の上昇が期待できます!

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まとめ

GOOD

・2019年度業績は増益を達成
・2020年度の配当金は88円へ増配

BAD

・2020年度は減益予想

正直、伊藤忠商事はこの世界情勢の中、商社株の中ではかなり良い決算発表だったのではないでしょうか?

個人的には今まで見てきた、双日・丸紅・三井物産・豊田通商と比較して群を抜いて良い決算でした。

今期の業績も減益予想でしたが、非資源分野は増益予想ですし、予想外の事態が起きなければ−10%の減益予想も非常に検討していると思います。

他の商社の決算内容は下記に記載しているので参照してみてください。

もし他に気になることがありましたら各自四季報や決算速報を参照して調べて見てください。

以上!!!

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