[9月株主優待]セントケア・ホールディング(2374)の株価分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はセントケア・ホールディング(2374)を分析します。
セントケア・ホールディングとは何をやっている会社?
セントケア・ホールディング株式会社(Saint-Care Holding Corporation)は、東京都中央区に本社を置く介護会社。
1983年、東京都台東区に、東京理科大学OBの村上美晴らにより、日本福祉サービス株式会社が設立される。以降、訪問入浴を手始めに事業拡大、他社の吸収合併を経て業界大手に成長。
2005年、ジャパンケアサービスとの経営統合を予定していたが白紙となった。 2007年、株式会社コムスンの14県の在宅系サービス事業を承継。
業績悪化により社長が一時期交代[1]したが、再び創業者が返り咲いており、大株主でもある創業者のワンマン体質の強い会社である。2012年4月1日、社長の交代が行われ、森猛が社長に就任し、村上前社長は代表権のある会長に退いた。
(wikiより抜粋)
現在の株価とPER(株価収益率)は?
現在の株価は488円前後です
取引単位は100株単位なので48,800.0円必要になります。
10万円以下です!!!、安いですね。
これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね!
また、セントケア・ホールディングの現在PER(株価収益率)は12.2 倍です。
PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね
指標的には手出ししても問題なさそうです。
直近5年間の株価チャート
2018年から大きく株価を下げています。そこからは軟調といった株価です。
ここまで下がると業績に関連していそうですね。
セントケア・ホールディングの売上高と当期利益は?
売上高・当期利益ともに綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。
ただ上がり続ける銘柄など存在しないのでここから下がり続けなければ問題ありません。
下がり続けると減配の可能性がありますからね。
時期決算時にはぜひ上昇して欲しいです。
セントケア・ホールディングのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
残念ながら3年連続でEPS減少かつ今年が最低値を記録しています。
この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。
今後に期待するしかありませんね。
セントケア・ホールディングの1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは2.87%です。
配当利回り2%台です。
日本の配当利回りが平均で1~2%台です。
なので日本の銘柄ではだいたい平均くらいの配当利回りです。
残念ながら高配当銘柄というわけではありません。
配当金が年度ごとでばらばらです。
こうも簡単に減配するような企業だと長期投資家にとってはつらいです。
あまり投資対象としては魅力を感じません。
配当性向が30%台です。
配当金は直近5年で大きくないのに配当性向は最も高いです。
あまり、配当金に関してもあてにしないほうが良いかもしれません。
セントケア・ホールディングの株主優待は?
QUOカード(クオカード)・100株 … 1,000円相当
4万円の株価で1000円のQUOカードはお得ですね
優待利回りは2.04%になり配当利回りと合計すると4.91%です。
利回りだけでみると非常にお得な銘柄になっています。
ただ業績をみると少し右肩下がりなように見えるのでもしかしたら優待廃止、もしくは減配の可能性は低くないと思っています。
セントケア・ホールディングのROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 優待配当利回りは4.91
- 株価は400円台と非常に安価
- 業績は軟調、配当、優待は減配、縮小の可能性あり
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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