配当利回り5%の高配当銘柄!日立キャピタルの銘柄分析

2020年3月15日日本株, 高配当

スポンサードリンク

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回は日立キャピタル(8586)を分析します。



▼日立キャピタルは買いか?

・今期の配当利回りは5%だがこれは特別配当によるものなので注意!



スポンサードリンク

日立キャピタルとはどのような会社?

日立キャピタル株式会社(ひたちキャピタル、英:Hitachi Capital Corporation)は、東京都港区に本社を置く、日本の大手総合ファイナンス会社である。日立製作所および三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社。日産コンツェルンの一員。
日立製作所の家電販売のクレジット部門を前身としローン・クレジットに強みを持つ日立クレジットと、同じく日立系でリース事業を行なっていた日立リースが2000年に合併し、現社名となった。
リースを中心とした総合ファイナンス会社として、PPP・PFI事業やデータセンター・物流倉庫等の建物リースなどの社会インフラ事業、風力発電・メガソーラー・ESCO事業などの環境・再生可能エネルギー事業、いわゆるベンダーリースを中心としたベンダーファイナンス事業、乗用車・介護車両・建設機械等に対するオートリース・ローンなどの金融サービス、これらの保守・管理・運用等の総合的ソリューション提供を行うビークルソリューション事業、医療機器向けの金融サービスや医療機関への省コストソリューション提供などを行うヘルスケア事業、農業の生産・加工・流通・販売に係るファイナンスや6次産業化、省エネ・IT活用促進サービスなどを行うアグリ事業、電子記録債権・ファクタリング・販売金融などのファクタリング・販売金融関連事業、工場インフラに係る産業機械・建設機械のファイナンス、遊休地活用ソリューション提供などを行う産業機械・建設機械関連事業、海外におけるローン等の消費者向け関連事業を中心として、国内外で幅広い金融サービスを展開している。
海外においては、ヨーロッパを主軸に、イギリス、ポーランド、オランダ、アメリカ、カナダ、中華人民共和国(香港、北京・上海)、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアへ展開。「現地化」をテーマに、各国・各地域に即した金融サービスを提供している。各国現地法人の従業員、及びその取引先の9割以上を現地に置いており、グローバル・ローカリゼーションを徹底している点が特徴である。イギリスにおいては、リテールファイナンスにおいてトップシェアを誇っている。
日立グループの国内・海外展開における連携や、グループ会社を対象とするリース取引等、日立グループ金融サービスの中核企業と位置づけられていた[4]。2013年4月に三菱UFJフィナンシャル・グループのベンダーリース会社であった日本ビジネスリース(現:日立キャピタルNBL)を完全子会社化したほか、2014年に日立製作所と共同出資で日立ウィンドパワーを設立、2016年に日立サステナブルエナジーを設立するなど、日立グループの金融パートナーとしての機能を強化している。
2016年5月には、日立製作所、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJリースとの間で、業務提携等に関する基本合意書を締結。5社間でインフラ事業に係るオープンな金融プラットフォームの構築を目指すこと、三菱UFJフィナンシャル・グループ及び三菱UFJリースが日立製作所が保有する日立キャピタルの一部株式を取得すること、日立キャピタルが三菱UFJリースの一部株式を取得することなどで基本合意した。
2016年10月に、三菱UFJフィナンシャル・グループが株式の23.01%を、三菱UFJリースが株式の4.20%(いずれも議決権所有割合)を、それぞれ日立製作所から取得した。これにより日立製作所の子会社ではなくなり、同社及び三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社となった。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:2,453円
  • PER(株価収益率):8.8 倍
  • 売買高:313,000 株
  • 現在の配当利回り:5.21 %

20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが10倍未満です

指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!

スポンサードリンク

直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

2017頃は3000円付近で安定していましたがそこから少し株価が下がっています。今は少し回復していますが、どうやら2019年7月が1番の買い相場だったみたいです。



日立キャピタルの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

残念ながら直近5年では今年が当期利益最低を記録しています。

今年のこの結果をみると投資対象として魅力は感じませんね

直近5年で最低を記録しているので来年以降は減配の可能性大です。

例え、ここで維持もしくは増配しても来年以降の業績が悪ければ減配は必須ですし。。。

来年以降に期待するしかありませんね



スポンサードリンク

日立キャピタルのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

残念ながら3年連続でEPS減少かつ今年が最低値を記録しています。

この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。

今後に期待するしかありませんね。

日立キャピタルの1株配当と配当性向の推移は?

1株配当と配当性向の推移

昨年度の配当金は46円と減配していますが、これは日立キャピタルの子会社である日立商業保理(中国)有限公司が行ったファクタリング取引における不正常取引の可能性に対して、対象範囲を拡大して調査を行ったことから、2019年6月7日付「剰余金の配当(無配)に関するお知らせ」のとおり、2019年3月期決算に係る会社法に基づく会計監査人の監査が完了せず、やむを得ず2019年3月期末の剰余金の配当を無配となったのが原因です。

ですが、会計監査人の監査が完了し、2019年7月26日付で監査報告書を受領したことから、株主の皆様へとお詫びを込めて、2019年8月14日を基準日とする1株当たり40円の特別配当実施が決定されました。。これにより、2020年3月期の年間配当は、2019年7月25日付の「2019年3月期決算短信」にてお知らせいたしました年2回の普通配当(1株当たり88円)に今回の特別配当を合わせた、1株当たり128円とする予定です。
この結果、今期の配当金は128円になり配当利回りも5.21%と非常に高配当になったのが背景です。

そのため、来年度は減配することは織り込まないといけません。皆様も配当利回りが5%だから買おうと安易な考え控えた方がいいかもしれません。

企業HPより抜粋



スポンサードリンク

日立キャピタルの株主優待は?

日立キャピタルは株主優待を行なってはいません。

日立キャピタルのROE(自己資本比率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

残念ながらROE10%は遠く及びません。

この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。

今後に期待するしかないですね。

投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 今期配当は5.21%の高利回り
  • 当期利益・EPSは直近5年で最低
  • ROEも右肩下がり
  • 来季は減配の可能性大
上記より現在、あまりおススメできない株になっています。

今年度は特別配当で利回りが高く見えるだけで直近5年の平均で見るとそうでもありません。また、業績も直近5年で最低の数値を出しているので、この調子で続けばさらなる減配などの可能性が大きいです。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

Betmob|投資家ブログまとめメディア


スポンサードリンク