10期連続増配銘柄!富士通ゼネラル(6755) の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は富士通ゼネラル(6755)を分析します。
▼富士通ゼネラルは買いか?
・もう少し様子見
富士通ゼネラルとはどのような会社?
株式会社富士通ゼネラル(ふじつうゼネラル、英: FUJITSU GENERAL LIMITED)は、富士通グループの電子、電気機器メーカーで、古河三水会会員会社である。JPX日経インデックス400の構成銘柄に採用されている。
神奈川県川崎市高津区末長三丁目3番17号に本社をおき、東京証券取引所1部へ上場している。
旧来はブラウン管テレビ(1995年頃に撤退)を主力製品としたが、現在は売上額8割以上がエア・コンディショナーや脱臭機など冷暖房、空調機器で、約6割をルームエアコンのシェアが高いヨーロッパ、中東、オーストラリア各国など日本国外で売り上げる他、市町村防災、消防救急、タクシー無線など各種ソリューションも取り扱う。
1963年、ホームシアターを商標登録するが、1999年に無償開放する。
1993年、プラズマディスプレイを「プラズマビジョン」として21インチサイズで世界で初めて商品化する。
1997年11月、42インチワイドタイプ16:9画面プラズマテレビプラズマディスプレイを世界で初めて商品化、発売。
2001年3月にフルデジタルビデオプロセッサ画像エンジン「AVM」を開発、搭載した16:9画面プラズマテレビを世界で初めて商品化し、同業他社からもソニー「ベガエンジン」などが開発される。
2003年、フィルター自動清掃機構をルームエアコンとして世界で初めて搭載する「nocria(ノクリア)」を発売し、2006年以降、同業他社からも類似機能を搭載するエアコンが発売される。
国内販売するエアコンは「FUJITSU」ブランドだが、中東や香港、ロシア、南ヨーロッパでは「GENERAL」「FUJITSU」両ブランドで販売され、中国では「富士通將軍」と呼称される。富士通ゼネラル、日本ゼネラルアプライアンス、アメリカのゼネラル・エレクトリック、イギリスのゼネラル・エレクトリック・カンパニー、各四社は相互に無関係である。
wikiより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
業種 | 電気機器 | 株価 | 2,100円 |
PER | 20.0倍 | PBR | 2.06倍 |
自己資本比率 | 50.1% | 配当利回り | 1.43% |
20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、
こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。
PERが20.0倍は少し平均より高いぐらいですね。
指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。
もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。
直近5年間の株価チャート
ボラが大きい銘柄ですね。私個人的にはあまりこういうチャートは好きではありません笑。もう少し安定して右肩上がりのチャートを描いて欲しいです。
富士通ゼネラルの売上高と当期利益は?
業績が全く安定していませんね。
各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。
ここからあと2、3年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。
なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください!!!
富士通ゼネラルのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
残念ながら3年連続でEPS減少かつ今年が最低値を記録しています。
この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。
今後に期待するしかありませんね。
もしEPSについて不明点がありましたら下記の記事も参照してみてください
富士通ゼネラルの1株配当と配当性向の推移は?
2019年度の配当金は28円で配当利回りは1.43%です。
日本の平均配当利回りが1~2%ほどなのであまり高くはありませんね。
ですが、10期連続増配銘柄です。素晴らしいですね長期投資家が非常に報われる配当金の推移をしています。
ただ、業績が少し元気がないため配当性向がどんどんと高くなっています。
この辺りには注意しないといけないですね。
<p>もし配当について不明点がありましたら下記の記事も参照してみてください</p>
富士通ゼネラルの株主優待は?
富士通ゼネラルは株主優待を行なっていません。富士通ゼネラルのROE(自己資本利益率)の推移は?
残念ながらROE10%は遠く及びません。
この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。
今後に期待するしかないですね。
投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
・10期連続増配銘柄
・業績は右肩下がり
・配当利回りは1%台
・ROEは優秀ライン(10%)越えならず
やはり業績が付いてきていない銘柄はあまりお勧めできません。現在、株価が少し上がってきているので今期の業績は期待できるかもしれませんが、個人的にはあまり入りたくない銘柄です。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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