家電量販店業界売り上げ第5位のK’sホールディングス(8282)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はケーズホールディングス(8282)を分析します。
▼ケーズホールディングスは買いか?
・ヤマダ電機などの家電量販店の方がお得
ケーズホールディングスとはどのような会社?
株式会社ケーズホールディングス(K’s Holdings Corporation)は、茨城県水戸市に本社を置く家電量販店チェーンを展開する企業。子会社8社及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成される(2016年4月現在)。家電量販店の売上高では国内5位(2015年3月現在)。主に「ケーズデンキ」(アルファベット表記はK’s)の屋号で、家電量販店チェーンを展開している
wikiより抜粋
- 資本金:181億25百万円
- 従業員数:14,127名(うち臨時従業員 7,528名)
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,354円
- PER(株価収益率):12.2 倍
- 売買高:886,700 株
- 現在の配当利回り:2.21 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね
指標的には手出ししても問題なさそうです。
直近5年間の株価チャート
今年の7月までは軟調な株価の動きをしていましたが、いまは完全なアップトレンドな動きをしています。 正直、今買うのは危ないかもしれませんね、買うならもう少し下がった時に買った方が良いかもしれません。
ケーズホールディングスの売上高と当期利益は?
素晴らしいですね!!!売上高・当期利益ともに右肩上がり!
間違いなく投資対象として考慮しないといけません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
ケーズホールディングスのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
直近5年では今年がEPS最低値を記録しています。
やはり、こうもEPS値に連続性がないと投資を躊躇してしまいます。
このような銘柄は今度に期待です。
ケーズホールディングスの1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは2.22%です。
配当利回り2%台です。
日本の配当利回りが平均で1~2%台です。
なので日本の銘柄ではだいたい平均くらいの配当利回りです。
残念ながら高配当銘柄というわけではありません。
減配時の配当性向をみても決して高い部類ではないのであまりこの企業は配当金における株主還元は積極的な印象を受けませんね。
連続増配などはこの銘柄においては期待しない方が良いかもしれません。
ケーズホールディングスの株主優待は?
保有株数 | 優待内容 | 金額換算 |
---|---|---|
100株以上 | 商品券(1000円分)×2 | 2,000円 |
500株以上 | 商品券(1000円分)×6 | 6,000円 |
1000株以上 | 商品券(1000円分)×10 | 10,000円 |
3000株以上 | 商品券(1000円分)×20 | 20,000円 |
6000株以上 | 商品券(1000円分)×40 | 40,000円 |
10000株以上 | 商品券(1000円分)×60 | 60,000円 |
権利確定月 | 優待利回り | 3・9月 | 1.48% |
---|---|
ケーズホールディングスのROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 業績・株価は右肩上がり
- 合計利回り(配当+優待)は3.7%の高利回り
- EPSは右肩さがり
- 直近は減配の実績あり
正直、家電量販店株を買うなら私は間違いなくヤマダ電機をお勧めします。こちらの方が優待利回りなどが断然お得です。もし気になる方がいらしたら調べてみてください。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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