2018年度の配当利回り6%だけど今年度は減配予想。ファーストコーポレーション(1430)の銘柄分析

2020年3月21日日本株, 高配当

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はファーストコーポレーション(1430)を分析します。



▼ファーストコーポレーションは買いか?

・来年以降は減配なので買いではない



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ファーストコーポレーションとはどのような会社?

当社はゼネコンでありながらマンション用地の土地開発専任部隊を有しているという特徴があります。
多くのマンション建設請負工事におきましては、競争入札方式での受注となっております。デベロッパーが企画した建築プランに対し、価格競争をすることになるため、利益確保が難しくなります。
一方、造注方式では当社が設定したプランをマンション・デベロッパーに提案するため、利益確保が図られることとなります。その他、諸条件についても交渉が可能となるため、支払条件が各段に改善される等、入札方式に比べてより良い契約内容が実現することとなります。
また、当社が「土地を含む企画を持ち込んでくれる会社」としてデベロッパーの認知も進んだことにより、継続取引を希望するデベロッパーより、半特命的な内容で請負工事が持ち込まれるケースも増加しております。
さらに、企画を当社自身で立てることから、適正な工期を設定することもでき、他のゼネコンと比較して工数超過による収益悪化リスクが低いこともメリットとして挙げられます。
企業HPより抜粋
  • 資本金:728,769,300円
  • 従業員数:127名
  • 決算月:5月
  • HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:601円
  • PER(株価収益率):9.0 倍
  • 売買高:77,900 株
  • 配当利回り:3.15 %

10万円以下です!!!、安いですね。

これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね!

PERが10倍未満です

指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

株価は千円前後で一定ですね



ファーストコーポレーションの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

当期利益は綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。

ただ上がり続ける銘柄など存在しないのでここから下がり続けなければ問題ありません。

下がり続けると減配の可能性がありますからね。

時期決算時にはぜひ上昇して欲しいです。

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ファーストコーポレーションのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

全くといっていいほど連続性がありません笑

この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。

もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、

今後の業績に期待するしかないですね。

ファーストコーポレーションの1株配当と配当性向の推移は?

1株配当と配当性向の推移

こちらの銘柄の2018年度の配当利回りは6.32%です。

配当利回りが5%を超えています。

日本の銘柄では5%を超える配当利回りはおおくありません。

間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。


配当金が年度ごとでばらばらです。

こうも簡単に減配するような企業だと長期投資家にとってはつらいです。

あまり投資対象としては魅力を感じません。

配当性向が30%台だと安心できますね。

日本の平均の配当性向が20~30%台なので平均並みです。

ですが、今年度の配当金は減配予想です。
配当目当てでは買わない方がいいかもしれません。

企業HPより抜粋

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ファーストコーポレーションの株主優待は?

QUOカード(クオカード)
 ・100株 … 1,000円相当
 ・10,000株 … 2,000円相当
権利確定月優待利回り
11月1.58%


ファーストコーポレーションのROE(自己資本比率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。

いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。

この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回り6%
  • ROEは優秀ライン10%越え
  • ROE10%越えだが右肩下がり
  • 来年以降は減配予想
上記より長期投資に向かない株になっています。

やはり減配予想をされると買う気にはなりませんね。
建設業界はオリンピックが終わると景気が減退しそうですし、今は買わない方がいいかもしれません

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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