営業利益率から見るオススメしたい業界ランキング!

2020年6月23日オススメ銘柄, 雑記

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みなさんは投資をする上で何を重視していますか?

業績、PER、PBR、株価、配当利回り、ROE、ROAなど多くの指標を参考にしていると思います。

その中でも、営業利益率は投資をする上でとても参考になる指標の一つかと思います。

なぜなら営業利益率が高い業界は利益の取り分が大きいため業績が上がりやすく、株価も上昇しやすい傾向にあります。

絶対ではありませんが営業利益率が高い銘柄は比較的、株価が上昇しやすいため、中長期保有を目的とした株主にもお勧めできる銘柄になっています。

ではみなさん、質問です。営業利益率が高い業界はどこだかご存知でしょうか?

少なくとも私はどの業界が高いかは存じ上げません。

今回はどの業界の営業利益率が高いかをランキング作成して、お勧めできる業界を紹介したいと思います。

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営業利益率が高い業界

営業利益率は下記の式で算出しています。

営業利益率 = (営業利益 / 売上高) × 100

上記の式から営業利益率は売上高からどれくらい利益が残ったのかがわかる指標かと思います。

そのため、業界ごとにおいてどれほど稼ぎやすい業界か否かがわかるということになります。

今回のデータはIRbank様のデータを用いて2019年から2020年3月期までの間で売上高と営業利益のデータから業界ごとの営業利益率を取得しました。

今回のデータは全てこちらより取得

それでは下記が結果です。

スクリーンショットの解像度が低いかもしれません。

もし見にくい場合は拡大などしていただけると助かります。

今回、業種別で平均営業利益率が10%を超えている箇所については赤字にしました。

上記の赤字業種が基本的に稼ぎやすい業種であることがわかると思います。

皆さんも、それぞれの業種に対して投資をする際、こちらの業種ごとの平均営業利益率を参考に投資検討銘柄が同セクターの中で稼げる力があるか否かを判断していただけると幸いです。

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最も稼ぐ力がある業界はどこか?

最も稼ぐ力のある業界をランキング下のものは下記になります。

①証券、商品先物
②その他金融業

③保険業
④医薬品
⑤不動産

といった順位になりました。

正直、上記の職種がいかに高給取りなのかがよくわかります笑。営業利益率が他の業種と比べると倍近くあるんですね。そりゃ給料も高いですよね。

上記の平均営業利益率は11~22%ほどあります。

逆に考えると同セクターにもかかわらず、この営業利益率に届いていない銘柄はもしかしたら、買わない方が良いかもしれませんね笑

さらに、上記の業界でトップの営業利益率を示す企業は下記になります。

①FPG(7148)
②全国保証(7164)
③アドバンRM(8769)
塩野義製薬
(4507)
⑤ランド(8918)

上記の銘柄は2019年度の決算から算出したものなのであくまで参考程度に見てください!

FPGなどは去年までは航空機リースが好調でしたが、コロナの影響で今期の業績は大きく下げています。

なので、このまま買うと危ないかもしれません。

まとめ

今回は営業利益率のみをみてランキングにして見ましたが、当然収益性指標はこれだけではありません。

ROE、ROAなどと組み合わせることでさらに良いスクリーニングができると思います。

セクターごと平均営業利益率が今回でわかったと思うので、皆さんの持っている銘柄は同セクターないで平均かいなか調べてみるのも面白いかもしれません。

もしかしたら、自分の働いている職場の営業利益率は平均より上か否かもみることで給料が期待できるか否かもわかるかもしれませんね笑

今回の調査で高い利益率を誇っているセクターの傾向やどんな企業があるのかを掴めたと思うので皆様の今後の投資の参考にして見てください!

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