総還元性向が100%超えても増配!株主還元に積極的なスター精密(7718)の銘柄分析

2020年3月14日オススメ銘柄, 高配当

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はスター精密(7718)を分析します。



▼スター精密は買いか?

・総還元性向が100%を超えても増配する優良企業!



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スター精密とはどのような会社?

スター精密株式会社(スターせいみつ、英: Star Micronics Co., Ltd.)は、静岡県静岡市駿河区に本社を置く、日本の電子機器・工作機械・精密部品メーカー。時計や自動車、歯科用の精密部品を加工する工作機械で高い世界シェアを持つ。コーポレートステートメントは「小さな技術がつくる大きな世界」。
同社は1950年に腕時計用精密部品の製造・販売を目的として設立された。その後腕時計用ネジの量産を目的としてシチズン時計株式会社(現 シチズンホールディングス株式会社)との共同出資により合弁会社(東海精密株式会社)を設立し、吸収していることから、現在でもシチズンとの関係が深い。
同社グループは、同社と子会社18社及び関連会社4社より構成され、事業部門には、特機事業(小型プリンター、カードリーダーライター)、工作機械事業(コンピュータ数値制御(CNC)自動旋盤等工作機械)、精密部品事業(腕時計部品、自動車用・空調機器用・ハードディスクドライブ(HDD)用・医療用等部品)の3部門がある。
特に、工作機械事業が扱う時計などの細かい部品を加工するスイス型の旋盤では、シチズンホールディングスに次いで20%以上のシェアを握る。また、プリンター事業のシェアもセイコーエプソンに次ぐ2位である。
企業戦略においては、創業者の時代より1000億円超の市場は手掛けずニッチな市場においてシェアを確保するグローバルニッチ戦略を基本としており、日本の工作機械メーカーとしては早い段階から海外生産・販売に目を向けている。2016年現在、売上高のうち8割が海外での営業売上であり、グループ人員の7割が海外人員である。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:1,575円
  • PER(株価収益率):16.8 倍
  • 売買高:73,400 株
  • 現在の配当利回り:3.55 %

10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。

自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!

PERが16.8倍は少し平均より高いぐらいですね。

指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。

もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

2018年1月のピークから株価は下がっています。
現在は地合いが良いため株価は回復してきていますが、地合いが悪くなると株価が大きく下がる傾向がこの銘柄にはあります。なので、買い時はもう少し地合いが悪くなった時に買うのが良いかもしれません。



スター精密の売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

直近3年では当期利益が右肩上がり!悪くはないです。

投資対象として考慮しないといけないかもしれません。

右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。

この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。

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スター精密のEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

直近5年では最高のEPSです!なおかつ3年連続で上昇しているのも喜ばしいです。

着実に企業成長しているのが見て取れます。

連続で上昇していると株価もある程度は急な下落の確率は低くなりますからね。

来期以降も最高益を記録して欲しいです。

スター精密の1株配当と配当性向の推移は?

素晴らしいですね!2011年から綺麗に配当金は右肩上がりの傾向があります。

配当金は9期連続で増配予定です。このまま、着実に企業成長していって配当を増やして欲しいです。

今期の配当金は56円の予想で配当利回りは約3.5%になります。

全然悪くはない利回りです。今後、暴落等生じたら購入を考えたくなるような銘柄です。

また、こちらの銘柄は株主還元に関して下記のコメントを残しています。

利益配分の基本方針

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要な施策のひとつとして位置づけており、自己株式の取得を含む連結総還元性向50%以上を基準にDOE(連結株主資本配当率)を勘案しながら実施していくことを基本方針としております。

会社HPより引用

昨季の連結総還元性向は55%です。

2014年や2017年は連結総還元性向が100%を超えたにもかかわらず、配当金は増配しています。

上記より、こちらの企業は株主還元に関して非常に積極的な企業であることが伺えます。

やはりこういった企業に投資していったほうが長期投資家としては最大限の恩恵がありそうです。

画像は会社HPより引用

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スター精密の株主優待は?

スター精密は株主優待を行なってはいません。

スター精密のROE(自己資本利益率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

直近の年は優秀ラインとされる10%を超えています。

悪くはない形だと思います。

この調子で5年・10年と連続してROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からすると投資対象候補銘柄になりそうです。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回りは3.5%
  • 業績、総還元性向が100%越えでも増配傾向
  • 業績は3年前までは右肩さがり
上記より現在、オススメ株になっています。

3年前までの業績は右肩さがりと安定感はありませんでしたが、配当金は毎年増配しており、株主還元に非常に積極的な企業であることが伺えます。
私のような長期投資家にとってはこのような企業に投資すれば最大限のリターンを得られそうです。
個人的にも、アメリカと中国がもめてまた株価が下がるようなことがあったら購入を検討したいと思うような銘柄です。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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