住友商事(8053)決算発表(2020年3月期) 配当金はどうなった?

2020年5月26日日本株, 決算速報, 高配当

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住友商事とは日本7大商社のうちの一つで、高配当銘柄として投資家の間で非常に人気の銘柄です。

今回は、こちらの住友商事が決算発表を行なったので決算内容を見ていきたいと思います。

また、今回の画像は全て下記の住友商事のHPより引用しています。

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2019年度の業績は?

上記が住友商事の2019年度の業績です。

残念ながら住友商事の業績は2018年度と比較すると1,492億円の減益となり1,714億円の黒字着地となりました。

前期比と比べると46.5%の減益なので黒字着地でもあまり喜ばしい業績でなかったことが伺えます。

また、収益に関しては0.7%の減収であったため、結果的には減収減益の着地となりました。

住友商事としても2019年度は非常に厳しい決算であったことが伺えます。

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2020年度の業績予想は?

上記にも記載されているように住友商事は今期の業績を未定としています。

今回、住友商事のように今期の業績を未定としたのは三菱商事、豊田通商につづいて3社目となります。

いかに今期の業績の予想を立てることが難しいかわかりますね。

住友商事の配当金は?

上記が住友商事の配当金予定です。

正直、ここが一番驚きました。

住友商事は2019年度46%の減益にもかかわらず、2020年度の配当金は減配せず据え置きの70円にすると発表したことです。

もしかしたら勘の良い人は今期の配当金が80円だから減配しているんじゃないかと思いかもしれませんがそれは違います。

今期の配当金は通常の配当金70円に加え特別配当の10円を加味した上で80円の配当を出しています。

そのため、実質的今期は減配をしていません。

この発表のためか株価も決算後約100円ほど上昇して1,292円となっています。

そのため、今期の配当利回りは驚異の6.19%となっています。

三菱商事ですら配当利回りは5%台なのでそれを考慮するといかに住友商事が異常かよくわかると思います。

個人的にも少し出しすぎな気が。。。

ちなみに2019年度の配当金は80円で配当性向は58.1%となっています。

もちろん今期の業績は未定なのでわからないですが、業績が下振りになった場合は減配の可能性は高いので注意が必要です。

もし、住友商事に投資を考えている方がいたらこの辺りを参考にしてみてください。

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まとめ

GOOD

・2020年度の配当金は70円への据え置き
・配当利回りは6%台

BAD

・2019年度は減収減益
・2020年度の業績予想は未定
・2019年度の配当性向は58.1%

上記が住友商事のまとめです。

今回、増益を発表したのは伊藤忠商事と豊田通商だけという結果となりました。

他は減収減益です。正直、コロナの影響は商社にとって非常に大きかったことが伺えます。

逆に、それでも2019年度増益を発表した2社がいかにすごいのかもよくわかります。

今回、住友商事のよかった点をあげるとすれば減配を発表しなかったことにあると思います。

これは株主さんにとって朗報だったと思います。ここで減配を発表しなかったのでなんとか今期はこの配当を維持して欲しいです!

他の商社に関しても分析した記事があるので興味がある方は是非参照してみてください。

もし他に気になることがありましたら各自四季報や決算速報を参照して調べて見てください。

以上!!!

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