累進配当を宣言!いちご(2337)の銘柄分析

2020年3月15日オススメ銘柄, 日本株, 株主優待

スポンサードリンク

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はいちご(2337)を分析します。



▼いちごは買いか?

・累進配当を宣言しているが利回りはそこまで高くない



スポンサードリンク

いちごとはどのような会社?

いちご株式会社(英語: Ichigo Inc.)は、J-REITの運用を始めとした総合不動産サービス事業と、メガソーラー等のクリーンエネルギー事業を展開している企業。
社名は、千利休が説いた茶人の心構えである「一期一会」に由来し、「人との出会いを大切に」という精神を理念としている。
2000年に創業したアセット・マネジャーズ・ホールディングス株式会社が2010年9月に商号変更。不動産流動化の先駆者として西武百貨店池袋店の流動化等で実績を重ね、これまでの不動産ファンド累積運用残高は1.3兆円を超える。2002年の株式上場後、グローバルな投資銀行を目指し、中国最大手の金融グループであるCITICのグループ会社であるCIAMと資本提携。不動産投資事業と企業投資事業を核とし、中国、香港、台湾等へも進出。
2008年8月に、欧米の年金等を運用するユニットトラストである「いちごトラスト」に対して第三者割当増資を実施。2008年10月、いちごアセットマネジメント株式会社の代表取締役社長であり、モルガン・スタンレー証券会社の株式統括本部長を歴任したスコット・キャロンが代表執行役会長へ、総合建設会社のフジタ出身で同社の不動産ファンド事業を統括してきた岩﨑謙治が代表執行役社長へ就任。不動産運用事業を中心としたグループへ事業を集中している。2006年5月より委員会設置会社へ移行。
2010年9月、筆頭株主であるいちごトラストの属するいちごグループの中核企業として「いちごグループホールディングス株式会社」へ商号変更した。
2011年1月、J-REITジャパン・オフィス投資法人の運用会社であるジャパン・オフィス・アドバイザーズ株式会社(後のいちごリートマネジメント株式会社)を買収し、J-REIT事業を傘下へ。その後、ジャパン・オフィス投資法人はいちご不動産投資法人(旧いちご不動産投資法人)へ商号変更。
2011年8月、J-REITのFCレジデンシャル投資法人の運用会社であるファンドクリエーション不動産投信株式会社を傘下へ。
2011年11月、FCレジデンシャル投資法人と旧いちご不動産投資法人のJ-REIT合併。(現商号:いちごオフィスリート投資法人、証券コード:8975)同日付でいちごリートマネジメント株式会社がファンドクリエーション不動産投信株式会社を吸収合併。(現いちご投資顧問)
2012年11月には、クリーンエネルギー事業を推進するいちごECOエナジー株式会社を設立。2016年4月末時点で35発電所(約112MW)のいちごメガソーラーが売電開始もしくは開発確定している。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:464円
  • PER(株価収益率):15.0 倍
  • 売買高:1,101,900 株
  • 現在の配当利回り:1.50 %

10万円以下です!!!、安いですね。

これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね!

PERが10倍未満です

指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!

スポンサードリンク

直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

直近5年間では株価が大きく乱高下していますがトータルで見るとほぼ横ばいです。
株価も対して高くないので今、買っても問題ないと思います。



いちごの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

綺麗な右肩上がりではありませんが、直近5年では当期利益が最高を記録しています。

投資対象としては十分魅力的ですね。

利益的には最高を記録しているので直近では減配の可能性も低そうです。

この銘柄は要チェック銘柄になりそうです。



スポンサードリンク

いちごのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

直近5年では今年がEPS最高値を記録しています。

形はあまりよろしくありませんが、投資対象としては少し頭に置いておいた方が良さそうです。

今後の業績に期待銘柄です。

いちごの1株配当と配当性向の推移は?

こちらの銘柄の配当金は今期は7円と予想されています。

そのため、配当利回りは1.5%になります。

あまり、高い配当利回りではありませんね。

この利回りだけですと決してオススメできる銘柄ではありません。

ですが、いちごは配当に関して下記のコメントを残しています。

利益分配に関する基本方針

当社では、株主の皆様に対する利益の還元を経営上の重要な施策の一つとして位置づけており、2017年2月期より「累進的配当政策」を導入しております。
具体的には、各年度の1株あたり配当金(DPS)を、原則として前期比「維持か増配」のみとさせていただき、「減配しない」ことにより、当社の盤石な安定収益基盤が可能にする「安心安定配当」を実現いたします。
また、株主資本を基準とした「株主資本配当率(DOE)3%以上」も採用し、配当のさらなる安定化を図っております。(「配当性向」は期ごとの純利益に連動するため変動率が高い一方、株主資本配当率(DOE)は配当の安定性が確保されます。)
また、上述の配当政策とともに、株主価値向上に資する最適資本構成を目指し、機動的な自社株買いを実施いたします。
当社は、配当の安定性と透明性、そして成長性に注力し、「安心安定配当」により株主の皆さまからのご支援に報いると同時に、機動的な自社株買いを通じて中長期的な株主価値向上を図ります。
(累進的配当政策について)
累進的配当政策とは、株主に対する長期的なコミットメントを示す株主還元策です。株主還元の基準としては「配当性向」が一般的ですが、短期的な利益変動に左右されてしまうため、将来の配当水準は必ずしも明確ではありません。原則として「減配なし、配当維持もしくは増配のみ」を明確な方針とする累進的配当政策は、持続的な価値向上に対する企業から株主へのコミットメントと言えます。

会社HPより引用

そうなんです、この企業は累進配当を宣言しているんです。

今期は残念ながら増配予定ではありませんが、配当金が下がらないというのは大変魅力です。

株価も500円ほどなので100株のみ買うのはありなのかもしれません。



スポンサードリンク

いちごの株主優待は?

Jリーグの観戦チケット(抽選への応募権利)をいただけるみたいです。 詳細は企業HPを参照

いちごのROE(自己資本利益率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。

いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。

この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 業績は右肩上がり
  • 株価は500円ほど
  • 累進配当を宣言
  • ROEは優秀ライン(10%以上)
  • 配当利回りは1.5ほどと高くはない
上記より現在、低位株の中ではオススメ株になっています。

配当利回りは高くありませんが、累進配当を宣言しているのはやはり魅力です。

現在は配当利回りは高くなくても今後、増配をしていけば全く問題ありません。

もしかしたら、安い今のうちに買ったほうが良い銘柄かもしれません。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

Betmob|投資家ブログまとめメディア


スポンサードリンク