配当利回り5%でも業績は大丈夫?ミクシィ(2121)の銘柄分析

2020年3月15日日本株, 高配当

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はミクシィ(2121)を分析します。



▼ミクシィは買いか?

・底が見えない・・・



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ミクシィとはどのような会社?

株式会社ミクシィは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) であるmixiを運営する企業である。
mixiからの収益が減少する一方、2013年にサービス開始したスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」が大ヒットし、業績は一時V字回復を果たし同社の新たな柱になりつつあったが、同社によれば2020年3月期の業績予想は純利益が前年度比の88.7%減となる見通しだとのことである。
当初mixiは、既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができないという、完全招待制を採用していた。この方式は、ユーザーそれぞれの素性が明らかになり、健全で安心感のある居心地の良いコミュニティを維持するという目的で採用されている。 なお、招待した側とされた側は自動的にマイミクシィ(友人登録)となり、登録後3ヶ月間は外すことが出来ない。
招待状をもらった場合ID番号は基本的に新しい番号が割り当てられるが、一度退会したメールアドレスで再利用登録した場合は再び同じID番号が割り当てられる。しかし、旧データ(マイミクや参加コミュニティ等)は復帰せず新規登録と同じく白紙の状態から始まる。
メールアドレスについてはPCのメールアドレスを持っていないと登録できなかったが、2006年12月4日より、携帯電話のメールアドレスでも登録可能となった。また、2007年3月27日よりフリーメールのアドレスによる登録には、携帯電話のメールアドレスを併せて登録することが必須となった。しかし、その後全てのメールアドレスについて、携帯電話のメールアドレス及びその端末固有情報の登録が必須となった。このため、携帯電話を持っていないユーザーは、必然的にmixiの新規登録ができなくなった。その際スマートフォンからの登録も不可能になっていたが、2010年(平成22年)9月にiPhoneから、更に2011年(平成23年)2月21日から、Android端末からも新規登録できるようになった[6]。また、利用規約に違反しアカウントが停止された場合、理由の如何を問わず、そのアカウントで使用していたメールアドレス及び携帯電話端末からの再入会は行う事は出来ない。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:2,099円
  • PER(株価収益率):52.7 倍
  • 売買高:437,200 株
  • 現在の配当利回り:5.24 %

20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが25を越えると比較的割高に感じてしまいますね。。。

日本の株価の平均PERが10~15ですので高い部類にはいります。

指標的には割高ですのでよっぽど他に良い材料がない限り、手出しはしないほうがいいですね。

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

本当に底が見えないですね。。。いったいつまで下がるのか、あまり今は買い時でもない気がします。



ミクシィの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

残念ながら直近5年では今年が当期利益最低を記録しています。

今年のこの結果をみると投資対象として魅力は感じませんね

直近5年で最低を記録しているので来年以降は減配の可能性大です。

例え、ここで維持もしくは増配しても来年以降の業績が悪ければ減配は必須ですし。。。

来年以降に期待するしかありませんね



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ミクシィのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

残念ながら4年連続でEPS減少です。

このような企業に対しては投資対象と見ることは残念ながらできません。

他の指標にもよりますがこの時点ではあまりこの企業に魅力は感じません。

なんとかここからV字回復に持って行って欲しいですね。

ミクシィの1株配当と配当性向の推移は?

1株配当と配当性向の推移

こちらの銘柄の配当利回りは5.24%です。

配当利回りが5%を超えています。

日本の銘柄では5%を超える配当利回りはおおくありません。

間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。


配当金が年度ごとでばらばらです。

こうも簡単に減配するような企業だと長期投資家にとってはつらいです。

あまり投資対象としては魅力を感じません。

配当性向が30%台だと安心できますね。

日本の平均の配当性向が20~30%台なので平均並みです。

このあたりを維持してくれると減配の可能性も低いです。

それどころか増配の可能性の方が高いです。

是非とも増配して欲しいです。

画像は企業HPより引用

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ミクシィの株主優待は?

ミクシィは株主優待を行なっていません

ミクシィのROE(自己資本比率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。

いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。

この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。ただ、明らかな右肩下がりなので間違いなく注意が必要です。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回り5%!
  • 業績、配当金、株価全て右肩下がり、いいところなし
上記より現在、非常にオススメできない株になっています。

配当利回りは5%とありますが、これは株価が急落した影響で利回りだけが高くなったものです。実際に配当金も直近5年間でどんどんと下がり続けていますし、あまり経営がうまくいっているようには見えません。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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