岡山の名産が手に入る株主優待!萩原工業(7856)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は萩原工業(7856)を分析します。
▼萩原工業は買いか?
・合計利回りは約2.65%、買うほどではない
萩原工業とはどのような会社?
萩原工業株式会社(はぎはらこうぎょう、HAGIHARA INDUSTRIES INC.)は、岡山県倉敷市水島に本社を置く、化学繊維製品を製造・販売するメーカー。東京証券取引所第一部上場。
1892年(明治25年)、岡山県浅口郡西阿知町(現在の倉敷市西阿知町)に、い草を使用した畳表や花筵を扱う萩原商店として創業。
1962年(昭和37年)、花筵たて糸用ポリエチレン糸の製造販売を目的に株式会社萩原商店水島工場を分社独立し、現在は水島臨海工業地帯の一画に本社を置くブルーシートのトップメーカーとなっている。
wikiより抜粋
- 資本金:17億78百万円
- 従業員数:464名
- 決算月:10月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,533円
- PER(株価収益率):11.0 倍
- 売買高:124,500 株
- 配当利回り:2.08 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね
指標的には手出ししても問題なさそうです。
直近5年間の株価チャート
残念ながら株価は軟調傾向です。
萩原工業の売上高と当期利益は?
当期利益は綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。
ただ上がり続ける銘柄など存在しないのでここから下がり続けなければ問題ありません。
下がり続けると減配の可能性がありますからね。
時期決算時にはぜひ上昇して欲しいです。
萩原工業のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
直近5年では今年がEPS最低値を記録しています。
やはり、こうもEPS値に連続性がないと投資を躊躇してしまいます。
このような銘柄は今度に期待です。
萩原工業の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは2.09%です。
配当利回り2%台です。
日本の配当利回りが平均で1~2%台です。
なので日本の銘柄ではだいたい平均くらいの配当利回りです。
残念ながら高配当銘柄というわけではありません。
配当金が年度ごとでばらばらです。
こうも簡単に減配するような企業だと長期投資家にとってはつらいです。
あまり投資対象としては魅力を感じません。
配当性向が20%です。
まだまだ増配できますね笑
さすがにここまで配当性向が低いと減配のリスクは低そうです。
是非とも5年・10年と連続で増配して欲しいですね。
萩原工業の株主優待は?
保有株式数と継続保有期間に応じて、岡山県の特産品や自社製品等を盛り込んだ当社オリジナルカタログからお好みの商品をお選びいただき謹呈いたします。
また、金額の範囲内でお好みの商品を複数選択していただくことも可能です。
(例:3,000円相当商品が選択可能な場合、1,000円相当商品×3個も選択可)
保有株式数/継続保有期間※ | 3年未満 | 3年以上 |
---|---|---|
100株以上1,000株未満 | 1,000円相当 | 2,000円相当 |
1,000株以上 | 3,000円相当 | 6,000円相当 |
権利確定月 | 優待利回り | 4・10月 | 0.65% |
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萩原工業のROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 優待品で岡山の名産が手に入る
- 2019年は売上が落ち込み、配当金、EPS、ROEが減少
- 合計利回り2.65%と低め
岡山の名産を優待にしている企業はそんなに多くないのでそれを目的にするなら買うのはありかもしれません。
しかし、他には何も魅力がないので、個人的にはあまりお勧めできる株ではありません。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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