配当利回り4.61%の高利回り、7大商社のうちの1つ!三井物産の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は三井物産(8031)を分析します。
▼三井物産は買いか?
・高利回りでお得だが個人的には伊藤忠や三菱商事がお勧め
三井物産とはどのような会社?
三井物産株式会社(みついぶっさん、英: MITSUI & CO., LTD.)は、三井グループの大手総合商社。三井不動産、三井銀行(現・三井住友銀行)と並ぶ『三井新御三家』の一つ。通称は物産。
日本初の総合商社。歴史上、まだ商事会社という日本語すら無かった明治初期に、あらゆる産品の貿易を手掛ける世界に類を見ない民間企業として発展し、後に「総合商社」と称される企業形態の原型を造った。
明治時代の日本企業による海外進出は、まず三井物産が進出し、日本郵船が航路を開き、横浜正金銀行(現・三菱UFJ銀行)が支店を出すと言われ、日本の外交官から「公館(大使館・領事館)無けれど物産あり」と言われるほど、官民を問わず、日本の組織としていち早く海外の辺境地域へ進出していた。
戦後財閥解体により一時解散を余儀なくされるが、1959年(昭和34年)2月旧三井物産系商社が大合同し現在の三井物産が誕生。大合同により当時最大の総合商社の地位を取り戻すが、三井グループ挙げて投資したイラン・ジャパン石油化学(IJPC)がイラン革命及びイラン・イラク戦争により暗礁に乗り上げ、三菱商事にその座を譲る。
同社は多くの人材を輩出している。戦前の大日本麦酒(現・アサヒビール、サッポロビール)、大正海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)、東レなどの三井グループの中核企業には、旧三井物産出身者の設立した企業が少なくないことから、「組織の三菱」に対し「人の三井」と言われる。
トヨタグループの創設者である豊田佐吉の自動織機製造の資金・海外展開面で支援したことから、トヨタグループとの繋がりも深く、現在もカナダや中南米の一部の国におけるトヨタの販売会社(ディーラー)に出資する等の関係を継続している。セブン&アイ・ホールディングスと親密で物流やショッピングセンターの開発などの面で提携している。
wikiより抜粋
- 資本金:341,481,648,946円
- 従業員数:5,772名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,730.0円
- PER(株価収益率):6.6 倍
- 売買高:3,973,200 株
- 配当利回り:4.62 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10倍未満です
指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!
直近5年間の株価チャート
約5年かの株価をみてみるとほぼ横ばいですね。5年前と比較しても株価は大きく変わっていません。
三井物産の売上高と当期利益は?
業績が全く安定していませんね。
各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。
ここからあと2、3年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。
なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください!!!
三井物産のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
4年連続でEPSが右肩上がり!
形としては全然悪くはないです。
着実にEPSが上昇しているので企業収益も増加しています。
この調子で5年・10年と連続で右肩上がりの結果を示して欲しいです。
三井物産の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは4.62%です。
配当利回りが4%を超えています。
日本の銘柄では非常に高い配当利回りです。
間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。
3年連続で増配銘柄です。
連続増配年数は短いですがこれからもどんどんと実績を増やして欲しいです。
まだまだこれからの銘柄ですね!
この調子でどんどんと増配して欲しいです。
配当性向が30%台だと安心できますね。
日本の平均の配当性向が20~30%台なので平均並みです。
このあたりを維持してくれると減配の可能性も低いです。
それどころか増配の可能性の方が高いです。
是非とも増配して欲しいです。
三井物産の株主優待は?
三井物産は株主優待を行なってはいません。
三井物産のROE(自己資本比率)の推移は?
直近の年は優秀ラインとされる10%を超えています。
悪くはない形だと思います。
この調子で5年・10年と連続してROE10%越えを維持して欲しいです。
ROEのみの観点からすると投資対象候補銘柄になりそうです。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 配当利回り4.5%越えの高配当
- ROE直近では10%越え
- 直近の業績は横ばい
- 2016年は業績赤字
個人的には商社株をかうなら伊藤忠商事もしくは三菱商事をおすすめします。
理由として伊藤忠商事は業績、株価が綺麗な右肩上がりであり、三菱商事商事は累進配当を宣言しています。詳細は下記を参照してください。
伊藤忠商事の詳細
三菱商事の詳細
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません