配当利回り驚異の5.4%の高配当銘柄!住友商事の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は住友商事(8053)を分析します。
▼住友商事は買いか?
・商社株を買うなら伊藤忠商事もしくは三菱商事がおすすめ
住友商事とはどのような会社?
住友商事株式会社(すみともしょうじ、英: Sumitomo Corporation)は、住友グループの大手総合商社である。
戦前の住友には独立した商事部門がなく、住友商事は、戦後発足した商事会社であることから「遅れてきた商社」と呼ばれていた時代があった。これは、住友第三代総理事鈴木馬左也によって1921年(大正10年)に言い渡された「商社設立禁止宣言」のためで、これ以降、住友では「商社の開設」は禁句となった。
しかし、第二次世界大戦の敗戦で住友本社の解体が決定的となり、住友本社職員および日本各地、外地からの引揚者のために職場を開設することが緊急課題となり、さし当たって大資本を必要とせず、大量雇用も可能な商事会社の設立案が浮上した。しかし、戦後の経済情勢で独立の商社設立が困難なため、不動産・建設会社で資産内容が良好な住友土地工務に商事部門を併設することになった(このため、住友商事の法人設立日は、住友土地工務の前身である大阪北港の設立日である)。
この商事部門の統轄責任者として田路舜哉が就任し、社名を日本建設産業と改め1945年(昭和20年)に商事活動をスタートした。ただ、戦前商事会社がなかった住友には、商事に熟達した人材がおらず、さらに住友の禁を破って設立された商事会社であることから、住友グループ内からも異端児扱いされ厳しい船出となった。このような状況下で、田路社長時代の積極拡大路線によって1957年(昭和32年)には年間売上高でベストテン入りを果たし、第四代社長植村光雄時代には、「ビッグ・スリー アンド ベスト・ワン」(売上高第三位、利益第一位)を全社ビジョンとし、1983年(昭和58年)に利益第1位となった。
住友商事は、長年に渡って大阪に本社を構えていたが、1970年(昭和45年)11月に大阪・東京の2本社制に再編し、その後2001年(平成13年)の組織再編により本社は東京のみとなった。住友グループの企業の特徴として、住友財閥が大阪(住友村)を拠点にしていたことから大阪・東京の2本社制の特徴がある。
wikiより抜粋
- 資本金:2,194億円
- 従業員数:5,295名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,664.5円
- PER(株価収益率):6.1 倍
- 売買高:3,413,800 株
- 現在の配当利回り:5.4 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10倍未満です
指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!
直近5年間の株価チャート
2018年までは堅調な株価でしたがそこからは軟調な動きをしています。まだ下がるのかは微妙なラインで難しいところです。
住友商事の売上高と当期利益は?
素晴らしいですね!!!当期利益が右肩上がり!
間違いなく投資対象として考慮しないといけません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
住友商事のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
素晴らしいですね!!!EPSが右肩上がり!
企業収益も継続的に増えて行っているのが見て取れます。
EPSが継続的に上がっていると株価も大きな下げが起こりにくくなるので長期投資にはぴったりです。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
住友商事の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の2018年度の配当利回りは4.51%です。
配当利回りが4%を超えています。
日本の銘柄では非常に高い配当利回りです。
間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。
また、2019年度の配当金は記念配当を加えると90円にも達し配当利回りが5.4%もあります。これは商社株の中でもトップの配当利回りです。
配当金も2012年度から減配していないのも非常にポイントが高くお勧め銘柄になっています。
住友商事の株主優待は?
住友商事は株主優待を行なっていません企業HPより引用
住友商事のROE(自己資本比率)の推移は?
直近の年は優秀ラインとされる10%を超えています。
悪くはない形だと思います。
この調子で5年・10年と連続してROE10%越えを維持して欲しいです。
ROEのみの観点からすると投資対象候補銘柄になりそうです。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 業績は右肩上がり!
- 配当利回り5.4%
- ROEも直近では10%越え
- 2015年は業績赤字
配当利回りだけで判断するなら商社株の中でもトップのこの銘柄をおすすめです。
ただ、個人的には伊藤忠商事もしくは三菱商事をおすすめします。
理由として伊藤忠商事は業績、株価が綺麗な右肩上がりであり、三菱商事商事は累進配当を宣言しています。詳細は下記を参照してください。
三菱商事の詳細
株は当然自己責任なのでみなさんよく考えた上で購入を考えてください。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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