大量リストラでどうなるの?富士通(6702)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は富士通(6702)を分析します。
▼富士通は買いか?
・業績を見る限り買いではない。
富士通とはどのような会社?
富士通株式会社(ふじつう、英: Fujitsu Limited)は、日本の総合エレクトロニクスメーカーであり、総合ITベンダーである。ITサービス提供企業として売上高で国内1位、世界4位(2015年)[1]。通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにそれらに関するサービスの提供を行っている。
wikiより抜粋
- 資本金:3,246億円
- 従業員数:132,138名
- 決算月:3月 HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:8,397円
- PER(株価収益率):16.2 倍
- 売買高:1,095,200 株
- 配当利回り:1.90 %
めちゃくちゃ高いですね、僕のボーナスよりも高いですよ泣
ここまで高いと少し投資するのに億劫になってしまします。
もう少し下がってくれると嬉しいのですが。
PERが16.2倍は少し平均より高いぐらいですね。
指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。
もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。
直近5年間の株価チャート
8000円を推移している限りでは買いではないですね。
富士通の売上高と当期利益は?
業績が全く安定していませんね。
各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。
ここからあと2、3年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。
なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください!!!
富士通のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
4年連続でEPSが右肩上がり!
形としては全然悪くはないです。
着実にEPSが上昇しているので企業収益も増加しています。
この調子で5年・10年と連続で右肩上がりの結果を示して欲しいです。
富士通の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは1.04%です。
配当利回り1%台です。
この時点で高配当銘柄とは程遠い銘柄になっています。
日本の株式も配当利回りが3%を超えるのは多くあります。
そのため、利回りの観点のみからすると魅力的ではないです。
4年連続で増配銘柄になります!
連続増配年数からするとまだ短いですが嬉しいですね。
この調子でどんどん増配して欲しいです。
配当性向が20%以下です。
ここまで低いとこちらの銘柄はあまり配当金をだすのは好きじゃないのが見て取れます。
もちろん、配当金を出さないということは自社への投資を積極的に行なっているので、大きなマイナスポイントではありません。
ですが、私みたいな配当金目当ての長期投資家にとっては少し寂しいですね笑
今後、もう少し配当性向・配当金が少しづつ上がっていくのを期待です。
富士通の株主優待は?
富士通は株主優待を行ってはいません。
富士通のROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 2019年のみ異常な配当金の値上がり
- 営業利益などはイマイチ
- 株価8000円
- ROEは今年から10%を切る
私自身もこの株は買う気はありません。8000円は高いです。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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