約30年間減配実績なし!キユーピー(2809)の銘柄分析

日本株, 株主優待, 権利確定月11月

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はキユーピー(2809)を分析します。



▼キユーピーは買いか?

・業績が回復したら買い



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キユーピーとはどのような会社?

キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。
母体は現在の中島董商店で、創立者の中島董一郎が若い頃のアメリカ留学時代にマヨネーズと出会い、1919年(大正8年)、東京都中野区小滝町に食品工業(株)を設立。1925年(大正14年)3月に国産初のマヨネーズ(キユーピーマヨネーズ)の製造を開始、1957年(昭和32年)に社名を「キユーピー株式会社」に変更。現在も中島董商店がキユーピー・アヲハタグループの中核となっている。
有名なマヨネーズのほかにも様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。
食品流通トップのキユーソー流通システムはキユーピーから独立した会社。ディスペンパックジャパンは三菱商事との合弁会社である。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

業種 食料品 株価 2,130円
PER 25.4倍 PBR 1.30倍
自己資本比率 53.0% 配当利回り 1.88%

20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが25を越えると比較的割高に感じてしまいますね。。。

日本の株価の平均PERが10~15ですので高い部類にはいります。

指標的には割高ですのでよっぽど他に良い材料がない限り、手出しはしないほうがいいですね。

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

株価は綺麗なダウントレンドです。
あまり今は投資しないほうが良いかもしれません。
投資するにしてももう少し業績が回復してから買いたいですね。



キユーピーの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

直近3年では当期利益が綺麗な右肩下がりですね。。。

残念ながら投資対象としての魅力は今のところありませんね

右肩下がりですと配当金なども減らされる可能性が高いので、私みたいな長期投資者には向かない銘柄です。

なんとかここから挽回して欲しいですね!頑張ってください!!!



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キユーピーのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

残念ながら3年連続でEPS減少かつ今年が最低値を記録しています。

この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。

今後に期待するしかありませんね。

キユーピーの1株配当と配当性向の推移は?

今期の配当金は40円の予想で配当利回りは1.88%になります。

日本の平均配当利回りが1~2%台なので平均的な利回りです。

キューピーの素晴らしい点は30年近く減配をしていない点です。

30年減配実績のない銘柄は本当に素晴らしいので是非長期投資目線なら投資したい銘柄です。

ですが、今期の配当金は減配予想なので今の調子ですと非減配記録は途絶えそうです。



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キユーピーの株主優待は?

◆キユーピーの株主優待の詳細
権利月 保有株式数 優待内容 優待利回り
11月 100株以上 【3年以上保有】自社グループ製品詰合せ 1,000円相当 0.48%
500株以上 【3年以上保有】自社グループ製品詰合せ 2,000円相当 0.19%
1,000株以上 【3年以上保有】自社グループ製品詰合せ 3,000円相当 0.14%
企業HPより引用

キユーピーのROE(自己資本利益率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

残念ながらROE10%は遠く及びません。

この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。

今後に期待するしかないですね。

投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

GOOD

・30年間減配実績なし
・株主優待あり

BAD

・株価は右肩下がり
・業績は軟調

上記より現在、非常に難しい株になっています。

個人的には株価が右肩下がりのような底が見えない銘柄はあまりお勧めできません。
約30年間減配の実績がないのは素晴らしいですが、買うにしても業績がもう少し回復したら買いたいですね!

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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