2019年12月権利確定のおすすめ優待銘柄(自社商品、カタログギフト)編
12月の権利確定銘柄数は約180銘柄あり3月、9月について3番目に多い月になっています。
そのため、今回はあまりに種類が多いので、自社優待券編とQUOカード編と優待品編(自社商品、カタログギフト)の3つに分けて紹介をしたいと思います。
今回は優待品(自社商品、カタログギフト)編をご紹介します。
ラックランド(9612)
ラックランドは設備・内装・建築・厨房・冷凍冷蔵設備といった幅広い分野で卓越した現場力を持つ、「商空間の企画制作会社」です。
資本金は16億2,859万円、従業員は1,184名です。大企業とまではいきませんね中堅企業みたいです。
売上高は比較的右肩上がりかもしれませんが、経常利益が非常によろしくありませんね。
直近、10年で最低の数値を叩き出しています。この実績のみで見ると長期投資はもしかしたら危険かもしれません。
配当金は比較的右肩上がりですが上記の業績を見ると減配する可能性が高いので注意が必要です。
今期の配当金は25円で配当利回りは1.1%です。また配当性向は33.9%です。
ラックランドの株主優待は?
保有株式数 | 優待内容(3月) | 優待内容(6月) | 優待内容(9月) | 優待内容(12月) | 金額 | 優待利回り |
---|---|---|---|---|---|---|
100株 | ご当地こわけにて使用化 2500円分のクーポン券 | 東北地方の名産品詰め合わせ 3000円相当 | ご当地こわけにて使用化 2500円分のクーポン券 | 東北地方の名産品詰め合わせ 3000円相当 | 11,000円 | 5.65% |
この銘柄の最大の特徴は優待が4回もあるところです。
普通は1、2回です。むしろ優待を出さないところもあるくらいです。
優待品もよくある使えない自社製品の提供ではなく、ギフト券や食料品を提供しています。
そのため、非常に嬉しい優待品であることは間違いありません。
しかし、ながら1点だけ注意があります。
それは優待を含めた配当性向が高い点です。
昨年は配当性向が約400%、でよく優待や配当が改悪しなかったと褒める点ですが、今期も配当性向が65%と比較的高い配当性向になっています。
正直、この配当性向が続く限りだと優待等が改悪になる可能性が高いので注意が必要です。
ちなみに現在の優待利回りは5.65%で配当利回りは1.02%です。
そのため合計利回りは6.67%と非常に高い利回りになっています。
ヒューリック(3003)
ヒューリック株式会社は、都内中心部にある不動産の保有賃貸業・投資開発事業を柱とする不動産会社です。
資本金は627億18百万円と非常に高額な金額ですが、従業員(単体)は181名と比較的少数です。
ヒューリックの業績は非常に好調です。
いや、ほんと素晴らしい右肩上がりです。
やっぱり投資するならこういった企業に投資したいです。
配当金もほんと綺麗な右肩上がり!個人的にはめちゃくちゃ欲しい銘柄です。
冬のボーナスで購入を考えているくらいです笑。
ヒューリックの株主優待は?
保有株式数 | 保有年数 | 優待内容(12月) | 金額 | 優待利回り |
---|---|---|---|---|
300株以上 | 3年未満 | グルメカタログギフト (3000相当) | 3000円 | 0.79% |
3年以上 | グルメカタログギフト (3000相当×2) | 6000円 | 1.58% |
こちらの優待を得るための最低保有株式数は300株からです。
300株からと少し珍しいですが、優待内容がグルメカタログギフトなのでもらって損はないと思います。
個人的にも1000円超える前に買っておきたかった銘柄でした。
優待利回りは3年未満ですと優待利回りが0.79%で3年を越すと1.58%です。また配当利回りは2.4%です。
そのため、3年を越すと合計利回りが約4%になるのでなかなかな高利回り銘柄になると思います。
トラスコ中山
トラスコ中山株式会社は、工具や屋外作業現場用機具専門の卸売企業です。
資本金は50億円、従業員数は2805名と大企業といっても差し支えないと思います。
こういった企業は倒産の恐れが中小企業より少なくて安心しますね。
また、業績は比較的横ばいですので、企業成長としてはあまり期待はできないかもしれません。
売上高・売り上げ純利益は比較的右肩上がりですが、経常利益はほぼ横ばいです。
もうこの企業には成長性がないんですかね?
言い方を変えると、盤石な基盤を構築しているとも言えますが。。。
トラスコ中山の株主優待は?
保有株式数 | 優待内容(12月) | 金額 | 優待利回り |
---|---|---|---|
100株 | カタログギフト (5,000円相当分) | 5,000円 | 1.72% |
1000株 | カタログギフト (10,000円相当分) | 10,000円 | 0.34% |
上記には乗っていませんが株主優待カタログギフトにはお米や洗剤などの消耗品も多くあるので間違いなく買って損はしない銘柄だと思います。
株価は現在2900円ほどと高めの水準ですが、カタログギフトの品目の種類だけなら12月のなかでもトップレベルで豊富です。
配当金は今期は37円の予想で、配当利回りは1.27%です。
ちなみにこちらの銘柄の配当金は毎年、ばらつきがあるので注意が必要です。
そのため、合計利回りは3%になります。
高利回り銘柄とまではいかないかもしれませんが、カタログギフトの中身はかなり豊富なのでオススメにさせていただきました。
キリンホールディングス(2503)
キリンホールディングス株式会社は、飲料事業会社の麒麟麦酒株式会社を中核とする、キリングループの持株会社(ホールディングカンパニー)です。三菱グループの一員であり、三菱金曜会・三菱広報委員会の会員企業でもあります。
資本金は1020億円、従業員数は30,464人です。まず潰れる心配はないですね。
微妙に右肩上がりですかね?正直ほぼ横ばいのニュアンスの方が合っている気がします。
やはり完全な成熟企業といった感じがしますね。ここから大きく売り上げを伸ばすことは現段階では難しそうです。
ですが、配当金は綺麗な右肩上がりです。
今期は配当性向を30%から40%まで引き上げることで大きく株主に還元をしています。
この点は大変素晴らしいですね。現在の配当利回りは2.57%になっています。
キリンホールディングスの株主優待は?
保有株式数 | 優待内容(12月) | 優待利回り | 配当利回り | 合計利回り |
---|---|---|---|---|
100株 | 自社製品 (1000円分) | 0.42% | 2.4% | 2.82% |
1000株 | 自社製品 (3000円分) | 0.12% | 2.4% | 2.52% |
決して優待利回りが良いわけではありません。
この銘柄をオススメした理由は優待にビールがあるからです笑
あまり優待で飲めるビールってなかなかないのでオススメにしてみました。
まあ、ビール優待目当てでこの銘柄買うより、コンビニで買った方が安いっていうのは野暮でお願いします。
配当利回りが2.5%ほどなので優待利回りと合わせて、合計利回りは約3%になります。
決して高利回り銘柄ではありませんが低くもない水準だと思います。
まとめ
銘柄 | 株価 | 優待内容(100株) | 優待利回り | 配当利回り | 合計利回り |
---|---|---|---|---|---|
ラックランド | 2,443円 | クーポン券と名産品 (13,800円分) | 5.65% | 1.02% | 6.67% |
ヒューリック | 1,273円 | カタログギフト (3000円分) | 0.79% | 2.4% | 3.19% |
トラスコ中山 | 2,903円 | カタログギフト (5000pt分) | 1.72% | 1.27% | 2.99% |
キリンホールディングス | 2,455円 | 自社商品 (1,000円分) | 0.41% | 2.57% | 2.98% |
合計利回りでいうとラックランドが最も高いですが、業績があまり最近芳しくないので、改悪の可能性があります。
クロス取引などで優待を目当てで手に入れるのはありだと思います。
個人的には株価的にもヒューリックをオススメします。(優待の取得が300株以上なので注意です)
こちらは3年以上保持すると利回りが倍になり、業績配当も右肩上がりです。
最近は少し株価も上がっているので暴落などが来た時は是非買いのチャンスだと思います。
以上です、皆様の気になる銘柄等はございましたでしょうか?
もしよろしければ四季報などで調べて見てください!
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