業績は綺麗な右肩上がり!なのに株価はまだ控えめ、システム情報(3677)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はシステム情報(3677)を分析します。
▼システム情報は買いか?
・キャピタルゲイン狙いなら非常に買い
システム情報とはどのような会社?
株式会社システム情報(SYSTEM INFORMATION CO.,LTD.)は、東京都中央区に本社を置くシステムインテグレーター(独立系)。
システムインテグレーターとして、業務アプリケーションの設計・開発・維持、業務アプリケーション基盤の設計・開発・維持、組込系の設計・開発・維持、その他ITソリューション、コンサルティングなどのトータルなサービスを行っている。
近年ではコグニティブサービスを立ち上げ、AIを活用した先進的なサービスにも力を入れている。
PMPとCMMIに力を入れており、PMP取得者は2018年3月末現在150名。
CMMIに関しては、2006年9月にCMMI for Development Version 1.1においてレベル3を、2010年9月にCMMI for Development Version 1.2においてレベル4を、2012年11月、2015年11月、2018年11月にCMMI for Development Version 1.3においてレベル5を、いずれも全社(管理・営業部門を除く)で達成した。
wikiより抜粋
- 資本金:5億02百万円
- 従業員数:628名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,027円
- PER(株価収益率):26.0 倍
- 売買高:488,500 株
- 配当利回り:1.36 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが25を越えると比較的割高に感じてしまいますね。。。
日本の株価の平均PERが10~15ですので高い部類にはいります。
指標的には割高ですのでよっぽど他に良い材料がない限り、手出しはしないほうがいいですね。
直近5年間の株価チャート
株価は大きく乱高下していますが、2015年から平均するとほぼ横ばいです。
システム情報の売上高と当期利益は?
素晴らしいですね!!!売上高・当期利益ともに右肩上がり!
間違いなく投資対象として考慮しないといけません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
システム情報のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
全くといっていいほど連続性がありません笑
この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。
今後はEPSが右肩上がりになるように頑張って欲しいです。
システム情報の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは1.75%です。
配当利回り1%台です。
この時点で高配当銘柄とは程遠い銘柄になっています。
日本の株式も配当利回りが3%を超えるのは多くあります。
そのため、利回りの観点のみからすると魅力的ではないです。
配当金が年度ごとでばらばらです。
こうも簡単に減配するような企業だとインカムゲイン狙いの長期投資家にとってはつらいです。
配当性向が30%台です。
日本の平均の配当性向が20~30%台なので平均並みです。
是非とも増配して欲しいです。
システム情報の株主優待は?
◎QUOカード(クオカード)・100株 … 500円相当
・1,000株 … 1,000円相当
【株式継続保有1年以上】
・100株 … 1,000円相当
・1,000株 … 2,000円相当
【株式継続保有3年以上】
・100株 … 2,000円相当
・1,000株 … 4,000円相当
◎旅行券
・100株 … 100,000円相当
※旅行券は抽選となり、50名に10万円相当の旅行券が贈呈されます。
企業HPより引用
システム情報のROE(自己資本比率)の推移は?
素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。
いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。
この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。
ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 業績は右肩上がり
- 株主優待も3年保持すれば2000円のQUOカード(利回り約1.4%)
- ROEは驚異の平均20%越え
- EPS、配当金は一貫性がない
やはり、業績が綺麗な右肩上がりであるのは非常に魅力です。
その一方で株価自体はまだ大きく上がっていないことからこちらの株はキャピタルゲイン狙いで保有しても面白い株になっています。
また、株主優待も3年保持すれば2000円のQUOカードであることもポイント高いです。
株価が上がらなくても優待で多少はまかなうことができます。
私自身も1000円を切れば非常に買ってみたい銘柄になっています。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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