自社製品5,000円相当の優待が魅力!マンダム(4917)の銘柄分析

2020年3月14日日本株, 株主優待, 権利確定月3月

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はマンダム(4917)を分析します。



▼マンダムは買いか?

・優待目当てならあり



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マンダムとはどのような会社?

株式会社マンダム(英語:Mandom Corporation)は、大阪府大阪市中央区十二軒町に本社を置く、日本の化粧品メーカーである。国内の化粧品業界第5位。主に男性用整髪料やフェイシャルペーパーを中心とした男性用化粧品においてシェアは国内トップに位置する。主力ブランドはギャツビー。
元々は明治時代(詳しい時期は不明)に大阪で創業され、輸入雑貨品を販売していた大崎組を前身とする。創業者で岡山出身の西村新八郎は、この大崎組に1908年(明治41年)に入社し、フランスから輸入された香水を、自社ブランド名の「鶴香水」「金鶴香水」といった名を冠して販売していた。
その後、大崎組は1923年(大正12年)に倒産、大阪市内で化粧品を扱う業者が合同し、1927年(昭和2年)に金鶴香水株式会社として設立される。先に大崎組に在籍経験をもつ、西村は1915年(大正4年)に大崎組から独立し、同じく大阪市内で化粧品の製造を専業としていた株式会社 巴屋化粧品製造所(のちに1949年、同社に吸収合併される)の共同経営者をしていたが、新たに設立された金鶴香水の社長に就任することになる。
1933年(昭和8年)、スティック状で使う分だけ、押し出して塗って髪を整える「丹頂チック」を発売。爆発的なヒットを記録し、これが同社を長年に渡って支え続けるロングセラー商品となる(現在まで販売中)。戦後を経て、その後も「丹頂ヘアトニック」「丹頂コールドクリーム」など、自社ブランド「丹頂」名の製品が多くなったことから、1959年(昭和34年)には丹頂株式会社に社名を変更。 しかし1963年(昭和38年)に資生堂からシリーズ型男性用化粧品の先駆けとなる「MG5」が発売されると、一転してシェアは低下。一時倒産の危機に直面するが、1970年(昭和45年)にチャールズ・ブロンソンをイメージ・キャラクターに起用した「マンダム」シリーズを発売。当時テレビ放映されたCMの影響も手伝って、大ヒットを記録。倒産寸前の窮地から復活を遂げると、1971年(昭和46年)にマンダムへと社名変更する。
1978年(昭和53年)には、新世代向け男性用化粧品「GATSBY」(ギャツビー)シリーズを投入し、幾たびの製品リニューアルを繰り返しながら主力ブランドになっている。また、1989年(平成元年)には、業界で初となる男性用無香料化粧品として知られる「LUCIDO」(ルシード)シリーズを投入、(1993年には女性用頭髪製品として「LUCIDO-L」(ルシード エル)も誕生している)。
「mandom」とは、現在は“Human & Freedom”の略である。元々は“Man Domain”(男の領域)という意味だったが、1984年に女性化粧品事業へ参入するのに伴い、Mandom の意味付けの変更をした。
2013年11月18日、主に50代以降にみられる加齢臭ではなく、30代 – 40代の『おやじ臭(おばさん臭)』の原因物質がジアセチルであることを特定した。
wikiより抜粋
  • 資本金:11,394,817,459円
  • 従業員数:605名(連結 2,914名)
  • 決算月:3月
  • 企業HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:2,633円
  • PER(株価収益率):28.4 倍
  • 売買高:122,300 株
  • 現在の配当利回り:2.35 %

20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが25を越えると比較的割高に感じてしまいますね。。。

日本の株価の平均PERが10~15ですので高い部類にはいります。

指標的には割高ですのでよっぽど他に良い材料がない限り、手出しはしないほうがいいですね。

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

株価は綺麗に下がり気味ですね。あまり今は買わないほうが良いかもしれません。



マンダムの売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

業績が全く安定していませんね。

各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。

ここからあと2、3年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。

なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください!!!

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マンダムのEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

残念ながら3年連続でEPS減少かつ今年が最低値を記録しています。

この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。

今後に期待するしかありませんね。

マンダムの1株配当と配当性向の推移は?

配当金は右肩上がりです。直近の増配率は大きくありませんがしっかり増配しています。

9期連続増配予定銘柄です。

今期の配当金は62円の予想で配当利回りは2.35%です。

配当性向が50%台と少し高めなので今後このような業績が続くと減配の可能性が高いです。

今後も注視する必要がありそうな銘柄です。



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マンダムの株主優待は?

保有株数優待内容(3月)優待利回り配当利回り合計利回り
100株以上自社製品
(5,000円相当)
1.90%2.35%4.25%
企業HPより引用

マンダムのROE(自己資本利益率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

残念ながらROE10%は遠く及びません。

この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。

今後に期待するしかないですね。

投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 合計利回りは4%台
  • 優待品は5,000円相当の自社製品
  • 業績等は良いところなし
上記より現在、非常に難しい株になっています。

個人的には長期で持つより、つなぎ売りなどで優待だけを目当てで買うのはありかもしれません。個人的にはあまり欲しいと思うような銘柄ではありませんでした。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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