合計利回りは4%台!ヒラキ(3059)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、１株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を５段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はヒラキ(3059)を分析します。
▼ヒラキは買いか？
・優待目当てならあり
ヒラキとはどのような会社?
ヒラキ株式会社は、兵庫県神戸市に本社を置く靴を中心に衣料・日用雑貨品等の製造販売会社である。通信販売事業、店舗販売事業および卸販売事業を展開しており、180円スニーカーが有名である。
徹底した製造、物流コストの削減により、品質を維持したままで低価格の靴を提供している会社である。製造工場は中国でも人件費の上昇が続く沿岸部ではなく、人件費の安い中国奥地に立地させ、製造コストを大幅に削減している。人海戦術というヒラキ独特の物流を築き、商品企画から販売までを手掛ける自社一貫体制により、徹底したコスト削減を目指している。
実店舗の運営も行っているが、近年は通信販売事業を主力事業にしている。
wikiより抜粋
- 資本金：4億5,045万2千円
- 従業員数：589名（臨時従業員338名含む）
- 決算月：3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は？
- 株価:961円
- PER(株価収益率):8.3 倍
- 売買高:1,400 株
- 現在の配当利回り:2.08 ％
10万円以下です！！！、安いですね。
これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね！
PERが10倍未満です
指標的にはとてもお買い得ですね！是非欲しい銘柄になります！
直近５年間の株価チャート
2018年1月ごろに最高値を記録し、そこからは軟調な動きをしています。
今の所は上がる見込みなどはなさそうですね。
ヒラキの売上高と当期利益は？
業績が全く安定していませんね。
各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。
ここからあと２、３年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。
なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください！！！
ヒラキのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
の推移ヒラキ.png "EPS(1株あたりの利益)の推移")
全くといっていいほど連続性がありません笑
この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。
もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、
今後の業績に期待するしかないですね。
ヒラキの1株配当と配当性向の推移は?
配当金は綺麗な横ばいです。
あまりこちらの企業は配当金をあげる気配がないように見えます。
今期の配当金も20円の予想で配当利回りは2.08%です。
配当利回りとして日本の平均利回りだと思います。
配当性向も17%と増配余力は残しています。ただ、増配はこのグラフを見る限りはなさそうですね。
ヒラキの株主優待は?
| 保有株数 | 優待内容(3月) | 優待利回り | 配当利回り | 合計利回り |
|---|---|---|---|---|
| 100株以上 | 自社製品お買い物券 (2,000円相当) | 2.08% | 2.08% | 4.16% |
ヒラキのROE(自己資本利益率)の推移は?
の推移ヒラキ.png "ROE(自己資本利益率)の推移")
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 合計利回り4%
- 優待は自社商品券(2,000円分)
- 業績は良いところなし
業績、株価、配当などを見ていても今の段階では伸びそうな感じはありません。
個人的には優待が自社商品券なので、つなぎ売りなどで優待を目当てに手に入れるのはありだと思います。
正直、個人的には欲しいと思うような銘柄ではありませんでした。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!aa
