隠れ優良銘柄!3年保持すれば合計利回り5%でさらに増配余地あり!稲畑産業(8098)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回は稲畑産業(8098)を分析します。
▼稲畑産業は買いか?
・トランプ砲などで株価が下がれば絶対に買い
・隠れた優良銘柄
稲畑産業とはどのような会社?
稲畑産業株式会社(いなばたさんぎょう)は、住化グループの専門商社。主に電子材料・住宅設備関連・化学品・合成樹脂等を扱う。同じく大阪に本社を置く伊藤忠商事・阪和興業・岩谷産業・長瀬産業・山善などと並ぶ在阪商社の一つ。
1890年、京都府派遣留学生としてフランスのリヨンで染色技術を学んだ稲畑勝太郎が帰国後、京都に稲畑染料店を開業したのが稲畑産業の起源。その後、1893年に社名を稲畑商店と改め、翌年には東京にも進出。さらに1897年には、本店を京都から大阪へと移転、同年大阪に稲畑染工場を設立し、最新技術を用いた染色加工業にも進出。日本の近代化を目指し欧州の先進的な商品や技術を導入すべく、染料・染織機械・薬品・香料・医薬品などを輸入する一方で、染色技術の実地指導にも力を注いだ。
第一次世界大戦による経済的混乱が日本の染料業界にも及んでいた1916年、政府は染料の国産化を促すため、1926年、後の住友化学株式会社のファインケミカル事業の基礎となる日本染料製造株式会社を大阪に設立、勝太郎は社長に就任した。
その後、稲畑商店は主に日本染料の製品販売を目指し、ブラッセル、奉天・天津・上海・バタビア・ソウル・青島・ハノイ・大連・済南・ジョクジャカルタに拠点を開設し海外進出を積極化させた。 1918年には稲畑商店を株式会社化、さらに第二次世界大戦により商業活動の規制が強まる1943年、社名を稲畑産業株式会社と変更した。
戦後は、日本の高度成長とともに稲畑産業の事業規模も拡大。1961年の大阪証券取引所、翌1962年の東京証券取引所第二部上場を経て、1973年8月には両取引所の第一部に上場した。1976年には戦後の海外拠点第1号となったイナバタ・シンガポールを設立。その後世界各地にネットワークを拡大し、海外約50カ所で、情報電子・化学品・合成樹脂・住環境・食品の5分野で事業を行う。
創業者勝太郎は、1926年に財団法人日仏文化協会を設立するなど、日仏交流に尽力。 同協会の活動拠点となっている京都市の関西日仏学館では、現在でもフランス語やフランス文化の普及および両国のアーティスト・研究者による交流があり、稲畑産業はその活動を支援している。
また、創業以来親しまれてきた稲畑産業のロゴマーク「IK」。マークは創業者勝太郎のイニシャルであると同時に「愛・敬」の意味が込められている。
wikiより抜粋
- 資本金:93億6400万円
- 従業員数:632名
- 決算月:3月 HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,348円
- PER(株価収益率):7.4 倍
- 売買高:249,500 株
- 配当利回り:3.56 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10倍未満です
指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!
直近5年間の株価チャート
2019年は軟調な動きをしています。どこまで下がるのか?私は1200円くらいまで下がると思うのでその辺りで買おうと思っています。
稲畑産業の売上高と当期利益は?
2018年のみEPSが減少していますが、直近5年では売上高・当期利益ともに最高を記録しています。
投資対象としては十分魅力的ですね。
利益的には最高を記録しているので直近では減配の可能性も低そうです。
この銘柄は要チェック銘柄になりそうです。
稲畑産業のEPS(1株あたりの利益)の推移は?
直近5年では今年がEPS最高値を記録しています。
形はあまりよろしくありませんが、投資対象としては少し頭に置いておいた方が良さそうです。
今後の業績に期待銘柄です。
稲畑産業の1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは3.56%です。
配当利回り3.5%を超えています。
日本の銘柄では高い方の配当利回りです。
私としては高配当銘柄と呼んでも問題ない認識です。
配当金が着実に右肩上がりです。
売上が下がった年も減配にはなっていないので好印象です
投資対象としては十分な魅力です。
配当性向が20%です。
まだまだ増配できますね笑
さすがにここまで配当性向が低いと減配のリスクは低そうです。
是非とも5年・10年と連続で増配して欲しいですね。
また、こちらの銘柄は総還元性向を30~35%を目指しているので今後の増配大です。
詳細はHP参照稲畑産業の株主優待は?
保有株式数 | 継続保有期間 | 優待品 (QUOカード) |
基準日 | 贈呈時期 |
---|---|---|---|---|
100株以上 (1単元以上) |
3年未満 | 1,000円分 | 毎年9月30日 | 毎年12月初旬頃に第2四半期株主通信と併せての発送を予定 |
3年以上 | 2,000円分 |
優待利回りは0.77%です。配当利回りと合わせると4%を超えます。さらに3年経つと5%です。長期投資には素晴らしい銘柄です。
稲畑産業のROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からする安定した企業というのは難しいかもしれませんがROEは確実に上昇しています。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 合計利回り4%、3年経つと5%の高利回り
- 増配株、売上が下がっても直近5年で減配実績なし
- 来年度、増配余地あり
- ROEは優秀ライン(10%)にはまだまだ
私自身ももう少し値下がりしたら非常に欲しい銘柄になっています。3年保持したらQuoカード2000円になるのもポイント高いです。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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