JTは個人的に買いではない!日本たばこ産業(2914)の銘柄分析

2020年3月21日日本株, 株主優待, 権利確定月12月, 権利確定月3月, 高配当

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日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回は日本たばこ産業(2914)を分析します。



▼日本たばこ産業は買いか?

・個人的に買いではない



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日本たばこ産業とはどのような会社?

日本たばこ産業株式会社(にほんたばこさんぎょう、英語: JAPAN TOBACCO INC.、略称: JT)は、たばこ並びに医薬品、食品・飲料を製造・販売する日本の会社である。日本たばこ産業株式会社法(JT法)に基づき財務省所管の特殊会社として、1985年(昭和60年)4月1日に設立され、日本専売公社のタバコ事業を引き継いだ。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。
M&Aなどにより、たばこ事業を海外でも展開しており、企業別の世界シェアは2018年時点で第4位(8.4%)である。
wikiより抜粋
  • 資本金:1,000億
  • 従業員数:単体 7,457人、連結 63,968人
  • 決算月:12月
  • HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:2,274.5円
  • PER(株価収益率):11.2 倍
  • 売買高:6,672,300 株
  • 配当利回り:6.59 %

20万越えですね、20万円切ってくれると投資対象になるんですが、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね

指標的には手出ししても問題なさそうです。

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直近5年間の株価チャート

直近5年間の株価チャート

本当に綺麗な右肩下がりです。どこまで下がるのか本当に予想すらできません。



日本たばこ産業の売上高と当期利益は?

5年間の売上高と当期利益の推移

直近4年では当期利益が綺麗な右肩下がりですね。。。

残念ながら投資対象としての魅力は今のところありませんね

右肩下がりですと配当金なども減らされる可能性が高いので、私みたいな長期投資者には向かない銘柄です。

なんとかここから挽回して欲しいですね!頑張ってください!!!



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日本たばこ産業のEPS(1株あたりの利益)の推移は?

EPS(1株あたりの利益)の推移

残念ながら4年連続でEPS減少です。

このような企業に対しては投資対象と見ることは残念ながらできません。

他の指標にもよりますがこの時点ではあまりこの企業に魅力は感じません。

なんとかここからV字回復に持って行って欲しいですね。

日本たばこ産業の1株配当と配当性向の推移は?

1株配当と配当性向の推移

こちらの銘柄の配当利回りは6.59%です。

配当利回りが5%を超えています。

日本の銘柄では5%を超える配当利回りはおおくありません。

間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。


文句ありませんね!連続増配銘柄です。

間違いなく投資銘柄候補になります。

長期投資家にとってうれしい形です。

ただ今年の配当性向が60%を超えているのでもしかしたら今後は注意が必要です。

日本企業で配当性向が60%を超える企業は多くありません。

配当性向が高いと減配は必須ですからね。

このあたりを注意深くみないといずれ痛い目にあいます。

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日本たばこ産業の株主優待は?

◎自社商品(12月のみ) 【株式継続保有1年以上】
 ・100株 … 2,500円相当
 ・200株 … 4,500円相当
 ・1,000株 … 7,000円相当
 ・2,000株 … 13,500円相当
  • 優待利回り:1.59%
  • 権利確定月:12月
HPより引用

日本たばこ産業のROE(自己資本比率)の推移は?

ROE(自己資本利益率)の推移

素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。

いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。

この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。

まとめ

結論

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回りが6%はやっぱすごい
  • ROEは10%を維持
  • 株価右肩下がり
  • 2019年は配当性向70%
  • 売上・EPS右肩下がり
  • 世界中のたばこ離れ
上記より私はJTは買いではないと判断しています。

理由としては上記の赤文字で示したように株価・売上・EPSが右肩下がり、配当性向も70%と減配になりそうな要因が多々あります。

もちろん、JTはキャッシュリッチだから、国が大株主だから大丈夫などの意見も多いと存じてますが、やはり個人的に思うのが売上が下がり配当性向が上がっていたらいつかは減配という流れは必須だと考えています。

JTも当然一企業な訳でその流れは他の企業と変わらないと思います。むしろたばこ産業なんて斜陽産業ですから株主に配当配っていないでたばこ事業以外の自社開発に投資しないとこの先生き残れないのではないかと考えています。

個人的にたばこが嫌いなので私情が多く入っているかもしれませんが。。。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!


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