配当利回り5%台の高利回り銘柄!ティラド(7236)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はティラド(7236)を分析します。
▼ティラドは買いか?
・高利回り銘柄だがオススメできない。
ティラドとはどのような会社?
株式会社ティラド(T.RAD Co., Ltd.)は、熱交換器を製造する日本の独立系メーカーである。
1936年(昭和11年)11月11日の創業以来、自動車・建機などの内燃機関向けラジエターやオイルクーラーなどの自動車部品を製造・販売している。熱交換効率を向上させた燃料電池車両用熱交換器や冷却性能を改良したヒートシンクを開発し、流体の漏出を防ぐ熱交換器や、積層型熱交換器も提供。日本、北米、アジアで事業を展開している。
wikiより抜粋
- 資本金:85億4,564万円
- 従業員数:連結 4,485名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:1,607円
- PER(株価収益率):12.8 倍
- 売買高:35,300 株
- 現在の配当利回り:5.60 %
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね
指標的には手出ししても問題なさそうです。
直近5年間の株価チャート
株価は綺麗な右肩さがりです。上昇の気配もありませんね。しばらくはコロナ関連でさがりそうなのであまり買いではないですね。
ティラドの売上高と当期利益は?
直近3年では当期利益が綺麗な右肩下がりですね。。。
残念ながら投資対象としての魅力は今のところありませんね
右肩下がりですと配当金なども減らされる可能性が高いので、私みたいな長期投資者には向かない銘柄です。
なんとかここから挽回して欲しいですね!頑張ってください!!!
ティラドのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
残念ながら3年連続でEPS減少しています。
この形からではあまり投資対象としては魅力を感じません。
今後に期待するしかありませんね。
ティラドの1株配当と配当性向の推移は?
今期の配当金は90円の予想で配当利回りは5.6%の予想です。
素晴らしいですね、配当利回りが5%を超えている銘柄はそう多くはありません。
配当利回りだけを見ると非常に魅力的な銘柄ですね。
ただ、配当金はあまり安定はしていないです。
比較的減配実績も多いため、長期投資家にとってはあまり嬉しい形ではないかもしれません。
ティラドの株主優待は?
こちらの株主優待は廃止予定です。詳細は下記リンクより参照してください。 企業HPより引用ティラドのROE(自己資本利益率)の推移は?
残念ながらROE10%は遠く及びません。
この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。
今後に期待するしかないですね。
投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 配当利回りは5%台
- 株価は軟調
- 業績・ROEは不調
- 株主優待廃止
やはり業績が右肩さがりかつ株価も右肩さがりです。配当金も減配実績が多いため、この調子ですと間違いなく減配するでしょう。
株価もまだ底が見えないので今はあまり買い時ではないかもしれません。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!aa
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