配当利回り5%!でも大丈夫?キヤノン(7751)の銘柄分析

2020年3月21日日本株, 高配当

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はキヤノン(7751)を分析します。



▼キヤノンは買いか?

・配当利回りは魅力だが配当性向が高いので今は買わない



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キヤノンとはどのような会社?

キヤノン株式会社(読みはキャノン、英: Canon Inc.)は、カメラ、ビデオをはじめとする映像機器、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体露光装置(ステッパー)などを製造する大手電気機器メーカー。
芙蓉グループ。東証一部およびニューヨーク証券取引所(ティッカー:CAJ)上場企業であり、TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。
製販が分離しており、マーケティング・販売業務は、地域統括販売会社(キヤノンMJ (CMJ)、キヤノンUSA、キヤノンヨーロッパ、キヤノン中国(佳能)、キヤノンオーストラリア)を中心に展開されている。
1937年設立のOA機器の総合メーカー。主な事業内容として、オフィスビジネスユニット(オフィス向け複合機、レーザー複合機、レーザープリンターなど)、イメージングシステムビジネスユニット(レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、交換レンズ、インクジェットプリンターなど)、産業機器その他ビジネスユニット(半導体露光装置、フラットパネルディスプレー露光装置、医療画像記録機器など)を展開している。米州、欧州など海外売上高比率が極めて高い。16年12月に医療用機器を手掛ける東芝メディカルシステムズ(TMSC)を子会社化した。 1949年の上場以来、年間での赤字は一度も無い。TOPIX Core30の構成銘柄の一つでもある。
wikiより抜粋
  • 資本金:1747億6200万円
  • 従業員数:25,891人
  • 決算月:12月
  • HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:2,934.5円
  • PER(株価収益率):19.5 倍
  • 売買高:4,449,900 株
  • 配当利回り:5.45 %

20万越えですね、20万円切ってくれると投資対象になるんですが、、、

こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。

PERが19.5倍は少し平均より高いぐらいですね。

指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。

もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。

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直近5年間の株価チャート


直近5年では今が株価が底値付近にいます。
配当利回りが5%と高いのはこれが原因ですね。



キヤノンの売上高と当期利益は?


直近3年では当期利益が右肩上がり!悪くはないです。

投資対象として考慮しないといけないかもしれません。

右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。

この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。

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キヤノンのEPS(1株あたりの利益)の推移は?


直近5年では最高のEPSです!なおかつ3年連続で上昇しているのも喜ばしいです。

着実に企業成長しているのが見て取れます。

連続で上昇していると株価もある程度は急な下落の確率は低くなりますからね。

来期以降も最高益を記録して欲しいです。

キヤノンの1株配当と配当性向の推移は?


こちらの銘柄の配当利回りは5.45%です。

配当利回りが5%を超えています。

日本の銘柄では5%を超える配当利回りはおおくありません。

間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。


配当金は直近5年ではほぼ一定です。

配当利回りが優秀なのでこの配当金でずっと維持されるなら問題ないです。
ですが、残念ながら配当性向を見るとそれも難しいかもしれません。

今年の配当性向は60%を超えているのでもしかしたら今後は注意が必要です。

日本企業で配当性向が60%を超える企業は多くありません。

配当性向が高いと減配は必須ですからね。

このあたりを注意深くみないといずれ痛い目にあいます。

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キヤノンの株主優待は?

こちらの銘柄は株主優待を行ってはいません。

キヤノンのROE(自己資本比率)の推移は?


残念ながら今年はROEは10%を超えていません。

あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。

この調子で今後に期待しましょう。

投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。

まとめ

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回りは5%越え
  • 株価は直近5年で今が最安付近
  • 配当性向60%越え
  • ROE1は優秀ライン(10%)に届かず
上記より私としては買い時でない株になっています。

理由としてはやはり配当性向が高いです。少し前では100%を超えていました。それでも減配しないのは非常に評価できますが、今の業績だといずれ減配は必須だと思います。
キャノンといえばカメラですがやはりスマホが代等している昨今では売上が少し厳しいと耳にします。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!



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