半導体シリコンウエーハ製造用研磨材では世界シェアNo.1のフジミインコーポレーテッド (5384)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はフジミインコーポレーテッド(5384)を分析します。
▼フジミインコーポレーテッドは買いか?
・悪くはない株
フジミインコーポレーテッドとはどのような会社?
株式会社フジミインコーポレーテッド(英語: Fujimi Inc.)は、愛知県清須市にある研磨材メーカー。
研磨用粉体製造及び遊離砥粒製品の大手企業。半導体シリコンウエーハ製造用研磨材では世界シェアNo.1であり、会社の収益の根幹となっている。半導体用途としてはウエーハプロセスで使用されるCMP(化学的機械的研磨)の研磨材でもマーケットシェアを伸ばしている。一般研磨材の延長としての機能性研磨材やハードディスク基板用研磨材においても中心的な存在となっている。 研磨材の基礎技術として必要となる分級技術に特徴があり、粉体の特性を利用した製品への技術展開を進めており、溶射材等の硬度を持たせた皮膜形成材への事業展開も進めている。 wikiより抜粋
- 資本金:4,753,438,500円
- 従業員数:861名(個別588名)
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:2,674円
- PER(株価収益率):18.3 倍
- 売買高:100,600 株
- 現在の配当利回り:3.25 %
20万越えですね、ボーナスが入れば買える額ですが気軽に買える金額ではないですね、、、
こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。
PERが18.3倍は少し平均より高いぐらいですね。
指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。
もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。
直近5年間の株価チャート
直近5年間で見ると株価は上がっていますが、4年間でみると2,500円ほどで乱高下しているように見えます。
フジミインコーポレーテッドの売上高と当期利益は?
素晴らしいですね!!!売上高・当期利益ともに右肩上がり!
間違いなく投資対象として考慮しないといけません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
フジミインコーポレーテッドのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
直近5年では最高のEPSです!なおかつ3年連続で上昇しているのも喜ばしいです。
着実に企業成長しているのが見て取れます。
連続で上昇していると株価もある程度は急な下落の確率は低くなりますからね。
来期以降も最高益を記録して欲しいです。
フジミインコーポレーテッドの1株配当と配当性向の推移は?
今期の配当金87円の予想で配当利回りは3.25%になります。
配当利回りは悪くはないと思います。配当金も比較的右肩上がりなので今後にも期待できそうな銘柄です。
またこちらの銘柄は配当性向に関して下記のコメントをしてします。
当社は、株主に対する適正な利益還元を行うことを経営の重要課題と認識し、経営にあたってまいりました。配当につきましては、連結配当性向を50%以上とすることを目標として、事業業績に応じた積極的な株主還元を実施するとともに安定配当の継続にも留意し配当を行うことを基本方針としております。
当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めており中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、お客様ニーズに応える開発・生産体制を強化し、グローバルな事業戦略を遂行するために役立てる所存であります。
http://www.fujimiinc.co.jp/ir/stock/return.html
連結配当性向が50%以上は平均より高いイメージです。株主還元に積極的な企業というところが伺えます。
是非こういった企業に投資をして行きたいですね。
フジミインコーポレーテッドの株主優待は?
こちらの銘柄は株主優待を行なっていません。 [itemlink post_id="2470″]フジミインコーポレーテッドのROE(自己資本利益率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 半導体シリコンウエーハ製造用研磨材では世界シェアNo.1
- 業績・配当は右肩上がり
- ROEは優秀ライン(10%)に届かず
やはり業績が右肩上がりなので非常に良いです。業績が右肩上がりなら株価も上がる可能性高いです。
なので、興味のある方は是非ご自身でも調べてみてください。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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