[3・9月株主優待]ケーズホールディングス(8282)の株価分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はケーズホールディングス(8282)を分析します。
ケーズホールディングスとは何をやっている会社?
株式会社ケーズホールディングス(K’s Holdings Corporation)は、茨城県水戸市に本社を置く家電量販店チェーンを展開する企業。子会社8社及びその他フランチャイズ契約加盟店により構成される(2016年4月現在)。家電量販店の売上高では国内5位(2015年3月現在)。主に「ケーズデンキ」(アルファベット表記はK’s)の屋号で、家電量販店チェーンを展開している。資本金は約129億、従業員数は連結で約6,000人の立派な大企業です。
(wikiより抜粋)
そんなケーズホールディングスの業績はどうなのでしょうか?分析してみましょう!
現在の株価とPER(株価収益率)は?
現在の株価は1,084円前後です
取引単位は100株単位なので108,400円必要になります。
10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。
自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!
また、ケーズホールディングスの現在PER(株価収益率)は10 倍です。
PERが10倍です
指標的にはとてもお買い得ですね!是非欲しい銘柄になります!
直近5年間の株価チャート
株価は綺麗な右肩さがりです。
もしかしたら、今が絶好の買い場なのかもしれません。
ケーズホールディングスの売上高と当期利益は?
素晴らしいですね!!!売上高・当期利益ともに右肩上がり!
間違いなく投資対象として考慮しないといけません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
ケーズホールディングスのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
直近5年では今年がEPS最低値を記録しています。
売上高が右肩上がりなのにEPSがこうも右肩さがりだと投資に躊躇してしまいます。
ケーズホールディングスの1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは2.77%です。
配当利回り2%台です。
日本の配当利回りが平均で1~2%台です。
なので日本の銘柄ではだいたい平均くらいの配当利回りです。
残念ながら高配当銘柄というわけではありません。
配当金が年度ごとでばらばらです。
こうも簡単に減配するような企業だと長期投資家にとってはつらいです。
こういった不連続生から株価も大きく下げる要因になったのかもしれません。
なので、あまり投資対象としては魅力を感じません。
配当性向が20%です。
もうすこし、増配をしてほしいものです。
ケーズホールディングスの株主優待は?
株主優待割引券(1枚1,000円相当)(×年2回)100株 1,000円相当
500株 3,000円相当
1,000株 5,000円相当
3,000株 10,000円相当
6,000株 20,000円相当
10,000株 30,000円相当
権利確定月 3・9月
優待利回りは1.85%です。配当利回りと合算すると4.62%の配当利回りです。
利回りの点からすると非常に優秀な銘柄になっています。
K’sデンキで買い物が多い方にはオススメできる銘柄になっています。
ケーズホールディングスのROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
優待利回りと配当利回りの合計利回りは4.62%と非常に優秀です。
しかし、売り上げ・営業利益が右から上がりなのに対してEPS、配当金、ROEが全然右肩上がりになっていません。
こういう指標をみると経営があまりうまくっていない感じがします。こういった企業はすぐに配当金を下げたり、優待を廃止してしまったりするので、私みたいな長期投資者には向いていません。
なので、個人的にはあまりオススメできる銘柄にはなっていません。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
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