配当金・株主優待は?ツムラ(4540)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はツムラ(4540)を分析します。
▼ツムラは買いか?
・個人的には買いではない
ツムラとはどのような会社?
株式会社ツムラ(Tsumura & Co.)は、東京都港区赤坂に本社を置く漢方薬品メーカーである。1893年(明治26年)創業。
コーポレート・スローガンは「自然と健康を科学する」で、かつての津村順天堂時代には「漢方を科学する」を名乗っていた。
現在は、会社ロゴのスペースに「漢方のツムラ」と表記している。
大和国(現在の奈良県)に生まれた初代津村重舎が上京し、日本橋に漢方薬局を開いたのが始まり。津村が故郷から受け継いだ秘薬を元に改良され、創業と同時に、婦人保健薬「中将湯」を発売する。その他にも1907年(明治40年)に胃腸薬「ヘルプ」を発売する。1900年(明治33年)、中将湯を精製する過程で出るくずを従業員が持ち帰り風呂に入れたところ、夏のあせもが消え、冬には体がよく温まるという経験をヒントに、「くすり湯中将湯」を発売する。さらにこれを改良・研究の結果を得て「バスクリン」となる。
1936年(昭和11年)に改組。当初の社名は株式会社 津村順天堂だったが、1988年(昭和63年)10月1日に「ツムラ」に変更する。なお「順天堂」と名乗っていたが、順天堂大学やホームセンターのジュンテンドー(本社・島根県益田市)とは無関係である。
1980年代に入ってからは、雑貨販売、美術品の輸入・販売、米国での日用品製造・販売、化粧品販売を展開するなど、事業の多角化を進めていった。この多角化の一環としてフジサンケイグループが主催したサーカスの冠スポンサーとなり、「ツムライリュージョン」という名称で興行が行われた。これらの多角化事業は、バブル景気の崩壊以降多くが赤字に転落し、経営を圧迫した。
1995年(平成7年)に、第一製薬(現:第一三共)から芳井順一が取締役として招聘され、それまでの多角化した事業を集約し、医療用漢方製剤を中心とする事業へのシフトを行った。現在では、医療用漢方薬で日本国内シェアの8割以上を占める(2007年(平成19年)9月末現在)。また、一般用医薬品 (OTC) の漢方部門でもクラシエ薬品などとシェアを寡占する(業界3位)。
こうした改革が進行している1997年(平成9年)、創業者一族で元社長の津村昭が総額70億円の不正債務保証により商法の特別背任罪で逮捕・起訴され、一審・二審ともに有罪判決を受けている。
入浴剤「バスクリン」シリーズ、ヘア・ケア商品「モウガ」シリーズをはじめとする家庭用品部門については、2006年(平成18年)10月よりツムラの100%子会社であるツムラ ライフサイエンス株式会社(現在は、ツムラから完全独立し、株式会社バスクリンとなっている)に引き継がれた。
wikiより抜粋
- 資本金:301億42百万円
- 従業員数:連結:3,547名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:3,210円
- PER(株価収益率):19.9 倍
- 売買高:132,200 株
- 現在の配当利回り:1.99 %
30万越えですね、ちょっと高いですね
こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。
PERが19.9倍は少し平均より高いぐらいですね。
指標的には少し割高ですね。他の指標が優秀でしたら手出ししても問題ないと考えています。
もちろん、他の指標がダメでしたら絶対に手出ししませんが。
直近5年間の株価チャート
株価は軟調傾向です。今はあまり投資する時期ではないかもしれません。
ツムラの売上高と当期利益は?
直近3年では当期利益が右肩上がり!悪くはないです。
投資対象として考慮しないといけないかもしれません。
右肩上がりですとよっぽど配当性向が高くない限り減配の可能性は低いですからね。
この調子でどんどんと企業成長して欲しいです。
ツムラのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
全くといっていいほど連続性がありません笑
この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。
もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、
今後の業績に期待するしかないですね。
ツムラの1株配当と配当性向の推移は?
配当金は綺麗に横ばいですね。
業績も横ばいでしたのでそれに呼応するような感じです。
今期の配当性向は40%ほどなので増配余力はまだあります。
ちなみに今期の配当金は64円の予想で配当利回りは1.99%です。
あまり、高利回りといった銘柄ではありませんね。
今後も配当金に関しては上がりそうではないので少し、長期投資といった面では戸惑ってしまします。
ツムラの株主優待は?
入浴剤バスハーブ【継続保有期間3年以上】
・100株以上 … 小(210ml) 1本
・1,000株以上 … 大(650ml) 1本
◎ツムラ漢方記念館見学会ご招待(×年2回)
【継続保有期間3年以上】
・100株以上 … 抽選で40名様をご招待
table>
ツムラのROE(自己資本利益率)の推移は?
残念ながらROE10%は遠く及びません。
この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。
今後に期待するしかないですね。
投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 特に良いところはなし
- 業績・配当金は横ばい
現在の業績を見るとあまり投資したいと思うような銘柄ではありません。個人的には他の株を買ったほうが良いかもしれません。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません