合計利回り5%の高利回り銘柄!ムゲンエステート(3299)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、１株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を５段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はムゲンエステート(3299)を分析します。
▼ムゲンエステートは買いか？
・株価急落で配当利回り4%越えだが。。。
ムゲンエステートとはどのような会社?
株式会社ムゲンエステートは、不動産買取再販・不動産賃貸事業を行う株式会社である。東京証券取引所市場第1部の上場企業である。
本社は中央区日本橋に所在する。平成2年5月に設立。その後平成9年8月には子会社「株式会社フジホーム」を設立。 主に中古不動産（マンション）等を買い取り、リフォーム後再生不動産として販売を行っている。 東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に活動している。
2016年より、Jリーグ・横浜F・マリノスとのスポンサー契約を締結した。
wikiより抜粋
- 資本金：25億52百万円
- 従業員数：連結 201名、単体 143名
- 決算月：12月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は？
- 株価:730円
- PER(株価収益率):9.0 倍
- 売買高:76,000 株
- 現在の配当利回り:4.10 ％
10万円以下です！！！、安いですね。
これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね！
PERが10倍未満です
指標的にはとてもお買い得ですね！是非欲しい銘柄になります！
直近５年間の株価チャート
2018年から大きく株価が下落して今はかなりの割安水準です。業績にもよりますが株価730円なら今買っても問題ないかもしれません。
ムゲンエステートの売上高と当期利益は？
業績が全く安定していませんね。
各年ばらばらです。安定的な長期投資を目標とする私としてはあまり好きな形ではありません。
ここからあと２、３年連続で右肩上がりの業績が続けば投資対象となりますが今のところは保留にしときたい銘柄です。
なんとこここから業績をV字回復に持って行ってください！！！
ムゲンエステートのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
全くといっていいほど連続性がありません笑
この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。
もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、
今後の業績に期待するしかないですね。
ムゲンエステートの1株配当と配当性向の推移は?
今期の配当は30円予定で昨年度と同じ配当金を支払う予定です。
ただ、注意しなくてはならないので昨年度と配当金は同じですが配当性向が10%近く上昇している点です。
この点をみるとやはり業績はあまりうまくいってないように見えます。
さらにムゲンエステートは配当性向に関して下記のコメントを残しています。
当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けております。長期的な事業拡大のため財務体質の強化と内部留保の充実を図りつつ、安定した配当を継続することを基本方針とし、業績の水準等を総合的に勘案し利益配分を決定していきたいと考えております。また、中長期的な連結配当性向の目標水準を20％程度としております。
今の配当性向は30%です。間違いなくこの業績のままだと減配します。
この株を買うなら減配して株価がそこになったとき買う方が良いかもしれません
企業HPより引用[table id=7 /]
ムゲンエステートの株主優待は?
| 権利確定月 | 優待利回り | 6月 | 1.42% |
|---|---|
ムゲンエステートのROE(自己資本比率)の推移は?
素晴らしいです！直近５年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。
いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。
この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。
ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 合計利回り5.52%の高利回り銘柄
- 株価は700円台で割安水準
- ROEは優秀ライン(10%)越え
- 業績は不安定
- 来期は減配の可能性あり
配当利回りが5%は非常に魅力ですが、今の業績のままだと配当が下がるのは確実です。また、株価もかなり低くなっているのでよっぽどの好材料が出ない限りは反転しないでしょう。利回り良くても業績がそれに追っていないと危ないですしね。。。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!