配当利回り4%でも業績は右肩下がりSUBARU(7270)の銘柄分析
日本株について評価・分析をするコーナー
注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。
分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。
もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。
今回はSUBARU(7270)を分析します。
▼SUBARUは買いか?
・配当利回り4%越えだが買いではない。
SUBARUとはどのような会社?
株式会社SUBARU(スバル、英語: Subaru Corporation)は、日本の自動車などを製造する重工業の会社である。
かつての商号は、「富士重工業株式会社」(ふじじゅうこうぎょう、略称:富士重(ふじじゅう)・富士重工(ふじじゅうこう)、英語: Fuji Heavy Industries Ltd.、略称:FHI)であったが、2017年4月1日に自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU(スバル)」に由来する「株式会社SUBARU」に商号を変更した。
日本の自動車メーカーとしては古い歴史を持ち、国内規模は小さいながらもレガシィ、フォレスター、インプレッサなどで世界的人気・知名度の高い自動車メーカーの一つである。特に同社のアイデンティティである4輪独立懸架や水平対向エンジンの技術は北米を始めとする海外で高く評価されており、中古車の輸出も盛んに行われている。
wikiより抜粋
- 資本金:153,795 百万円
- 従業員数:15,724名
- 決算月:3月 企業HPより抜粋
現在の株価とPER(株価収益率)は?
- 株価:3,035円
- PER(株価収益率):11.0 倍
- 売買高:3,288,300 株
- 配当利回り:4.74 %
30万越えですね、ちょっと高いですね
こういう投資額に対しても簡単に投資できるくらいのお金持ちになりたいものです。。。
PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね
指標的には手出ししても問題なさそうです。
直近5年間の株価チャート
5年のスパンで見ると軟調傾向です。直近1年ですと堅調ですね。
正直、まだまだ下がる可能性があるので、買い時ではないかもしれません。
SUBARUの売上高と当期利益は?
残念ながら直近5年では今年が当期利益最低を記録しています。
今年のこの結果をみると投資対象として魅力は感じませんね
直近5年で最低を記録しているので来年以降は減配の可能性大です。
例え、ここで維持もしくは増配しても来年以降の業績が悪ければ減配は必須ですし。。。
来年以降に期待するしかありませんね
SUBARUのEPS(1株あたりの利益)の推移は?
残念ながら4年連続でEPS減少です。
このような企業に対しては投資対象と見ることは残念ながらできません。
他の指標にもよりますがこの時点ではあまりこの企業に魅力は感じません。
なんとかここからV字回復に持って行って欲しいですね。
SUBARUの1株配当と配当性向の推移は?
こちらの銘柄の配当利回りは4.74%です。
配当利回りが4%を超えています。
日本の銘柄では非常に高い配当利回りです。
間違いなく高配当銘柄と呼んでも問題ない利回りです。
4年連続で配当金は維持です。
あまりこちらの企業は増配をする気は無さそうですね。
ただ今年の配当性向が70%を超えています。
日本企業で配当性向が70%を超える企業はそう多くありません。
配当性向が高いと減配は必須ですからね。
正直、近々の減配は必須だと思っています。
SUBARUの株主優待は?
SUBARUは株主優待を行っていません。SUBARUのROE(自己資本比率)の推移は?
残念ながら今年はROEは10%を超えていません。
あと少しで優秀ラインとされる10%に到達できます。
この調子で今後に期待しましょう。
投資観点からすると少しまだ難しいなと感じます。
まとめ
上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。
- 配当利回り4%
- 業績全てが右肩下がり
業績の右肩下がり具合がすごいですね。
全く底が見えない状況です。
今、こちらの株を買うのは賢明でないかもしれません。
もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?
以上!!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません