株価下落で配当利回り4%の今が買い時?シチズン時計(7762)の銘柄分析

2020年3月14日日本株, 高配当

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はシチズン時計(7762)を分析します。



▼シチズン時計は買いか?

・500円台で買える高配当銘柄



スポンサードリンク

シチズン時計とはどのような会社?

シチズン時計株式会社(シチズンとけい、英称:Citizen Watch Co., Ltd.)は、東京都西東京市に本社を置く日本の精密・電子機器の製造会社であり、シチズングループの中核を成す企業である。関東地方・甲信越地方を中心として世界各地に拠点を構えている。東京証券取引所第一部上場。
「シチズン」(CITIZEN)ブランドの時計で知られる他、工作機械の分野でもスイス式自動旋盤を中心とする「シンコム」(Cincom)ブランドで名高い。
かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第1位(グループ)を誇り、国内最大手。世界シェアの3割以上を持つ。
新宿区西新宿の新宿三井ビルに本社を置いていたが、2001年(平成13年)に現在地に移転している。工場は本社のある東京都西東京市(東京事業所)と、埼玉県所沢市(所沢事業所)にある。
2005年(平成17年)の会社設立75年を記念して、新しくスローガンとして「CITIZEN Micro HumanTech(マイクロ・ヒューマンテック) もっと小さく、すごくわくわく。」を掲げた。これは、「マイクロ、それは私たちのドメインです」「ヒューマン、それは私たちの理念です」「テクノロジー、それは私たちの基盤です」という会社の3つの理念を形にしていこうという考えから付けられたものである。
また、日本人及び在日外国人の中から、無名ながらも社会的に貢献した市民を一年単位で称えるシチズン・オブ・ザ・イヤーを設立。
ちなみに、同社グループの広告・カタログに掲載される時計が示す時刻は、アナログ式が10時9分35秒、デジタル式が12時38分27秒を基準としている。
wikiより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:547円
  • PER(株価収益率):14.8 倍
  • 売買高:1,475,800 株
  • 現在の配当利回り:4.38 %

10万円以下です!!!、安いですね。

これならある程度株価が暴落してもそこまでダメージは大きくないですね!

PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね

指標的には手出ししても問題なさそうです。

スポンサードリンク

直近5年間の株価チャート


約2年間で株価は40%近くまで下落しています。そのおかげか今は配当利回り4%の高配当銘柄です。
意外に今が広いどきかもしれません。



シチズン時計の売上高と当期利益は?


当期利益は綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。

来年度も当期利益が下がると問題ですが、そうでなければ問題ありません。

利益が永遠に右肩上がりになる企業はありませんからね。

来年度は是非、V字回復して欲しいです。

スポンサードリンク

シチズン時計のEPS(1株あたりの利益)の推移は?


全くといっていいほど連続性がありません笑

この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。

もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、

今後の業績に期待するしかないですね。

シチズン時計の1株配当と配当性向の推移は?

配当金は基本的には右肩上がりを継続しています。

素晴らしい形ですね。ただ、昨年度は2円減配してしまいました。

ですが、今期はその減配を埋めるかのように4円増配され、直近10年で過去最高の配当金になる予定です。

悪くないと思います。減配しても、今後それが続くようですと非常に問題ですが、1年の減配で踏みとどまっています。

こういった企業に我々も投資していきたいですね。

また、今期の配当金は24円ですので配当利回りは4.38%です。

なかなかの高配当銘柄です。理由としては株価が大きく下げたのが理由だと思いますが、、、

配当性向は60%と高めですがこちらの企業は総還元性向に関して下記のコメントを残しています。

会社の利益配分に関する基本方針

 当社は、配当及び自己株式取得の合計額の、連結当期純利益に対する比率を「株主還元性向」と捉え、3年間の平均で60%以上とすることを基本方針としております。配当につきましては、連結業績との連動と安定配当のバランスを勘案し決定いたします。自己株式取得につきましては、1株当たり利益の増加による株主還元とともに、資本効率の向上を目指します。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行なうことを基本方針としております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当に付きましては株主総会、中間配当につきましては取締役会です。
2019年度の年間配当金につきましては、現時点では24.0円とさせていただきます。
当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる。」旨を定款に定めております。

会社HPより引用

総還元性向が60%はなかなか高いですね。少し心配になるくらいです。

今後もこの方針が続けば少し投資してみたくなるような銘柄です。



こちらの銘柄は株主優待を行なっていません。

スポンサードリンク

シチズン時計のROE(自己資本利益率)の推移は?


残念ながらROE10%は遠く及びません。

この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。

今後に期待するしかないですね。

投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。

まとめ

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 配当利回りは4%台
  • 株価は500円台
  • 業績は不安定
  • 株価は下降トレンド
  • ROEは優秀ライン(10%)に届かず
上記より現在、むずかしい株になっています。

個人的にはすこしなら買っても良いと考えています。配当金も比較的右肩上がりなのに対して株価は右肩下がりなので、いづれかは回復すると考えています。
なので、今配当利回りも4%を超えたあたりなので、資金に余裕のある方は100株でも買ってみるのはありかもしれません。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!



にほんブログ村

Betmob|投資家ブログまとめメディア


スポンサードリンク