株価1,000円台で配当利回りは5%!三機工業(1961)の銘柄分析

2020年3月14日日本株, 高配当

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回は三機工業(1961)を分析します。



▼三機工業は買いか?

・難しい株、、、



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三機工業とはどのような会社?

三機工業株式会社(さんきこうぎょう、英: Sanki Engineering Co., Ltd.)は、東京都中央区に本社を置く三井グループの総合設備建設会社である。
空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、厨房設備、水処理施設、原子力関連施設、防災設備等の請負工事を行う。
三井物産機械部を母体として独立した三井系企業。東洋キヤリア / 現・東芝キヤリア、新日本空調の設立等にも関わるが、現在は資本関係は無い。
wikiより抜粋
  • 資本金:81億518万円
  • 従業員数:連結:2,394名 個別:1,967名
  • 決算月:3月
  • 企業HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:1,384円
  • PER(株価収益率):11.3 倍
  • 売買高:130,000 株
  • 現在の配当利回り:5.05 %

10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。

自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!

PERが10〜15倍の範囲に収まっているのでだいたい日本平均のperになっていますね

指標的には手出ししても問題なさそうです。

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直近5年間の株価チャート


株価は5年間で見ると綺麗な右肩上がりです。長期投資家は報われる形をしていますね。



三機工業の売上高と当期利益は?


当期利益は綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。

来年度も当期利益が下がると問題ですが、そうでなければ問題ありません。

利益が永遠に右肩上がりになる企業はありませんからね。

来年度は是非、V字回復して欲しいです。

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三機工業のEPS(1株あたりの利益)の推移は?


全くといっていいほど連続性がありません笑

この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。

もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、

今後の業績に期待するしかないですね。

三機工業の1株配当と配当性向の推移は?

配当金は右肩上がりを示しています。

こちらの企業を評価する点として、配当性向が100%越えや業績赤字になった場合もしっかり配当金をあげている点です。

これは大変素晴らしいことです。いかに株主還元に力を入れているのかが見て取れます。

今後もこの増配傾向を維持して欲しいです。

今期の配当金は70円の予想で配当利回りは5.05%です。

素晴らしいです、配当利回りが5%越えはなかなかありません。

利回りだけで考えると即買いです。ただ、配当性向は50%を越えているので注意が必要かもしれません。



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三機工業の株主優待は?

こちらの銘柄は株主優待を行なっていません。

三機工業のROE(自己資本利益率)の推移は?


残念ながらROE10%は遠く及びません。

この数値だけをみると経営があまりうまくいっていないように見受けられます。。

今後に期待するしかないですね。

投資観点からするとこちらの銘柄に投資をするのは難しいなと感じます。

まとめ

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 株価1,000円台
  • 配当利回り5%
  • EPS,ROEは低め
上記より現在、非常に難しい株になっています。

配当利回りは5%と非常に優秀なのですが、今後もこの配当を出し続けていけるのかは不透明です。
建設業なのでオリンピックバブルが崩壊した時、やはり心配の種ですね。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!aa


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