18年連続増配銘柄!プラネット(2391)の銘柄分析

2020年3月15日日本株

日本株について評価・分析をするコーナー

注目した企業において長期投資、配当金なので投資対象として魅力的なのかを分析します。

分析手法としてPER、売り上げ・当期利益、EPS、1株あたりの配当金、配当性向、ROEの6つの観点を5段階評価で評価します。

もちろんこれは私が独断で作った指標です。少しでも皆様にわかりやすい指標があればと思い作成しました。

今回はプラネット(2391)を分析します。



▼プラネットは買いか?

・18年連続増配銘柄!だが直近は増配率低め



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プラネットとはどのような会社?

1. 業界のためのインフラをつくる「インフォメーション・オーガナイザー」 当社は、インフォメーション・オーガナイザー(情報のまとめ役)として、お客様に共通するニーズを取りまとめて標準化し、共同利用を前提としたサービスを構築・運用しています。主に日用品・化粧品業界のメーカーと卸売業の取引に関するニーズから発生したEDIサービスは、業界特化型インフラとして発展し、隣接業界にも広がっています。さらにデータベースサービスも充実させ、当社サービスを利用する業界・企業数を着実に広げています。
3つの事業
EDI事業(基幹EDI、資材EDI、MITEOS、WEB発注 など)
企業間取引業務に関わる多くのシステムやフォーマット、各種コード、その交換方法などを標準化し、当社のお客様が精度の高いデータを多くの取引先と効率よく交換できるよう、システムの管理・運営に努めています。
データベース事業(取引先データベース、商品データベース、医薬品説明文書 など)
EDIに付随して必要となる小売店や卸売業拠点への共通コードの付番・管理や、商品の画像・文字情報を収集・管理するデータベースを構築・運営しています。医薬品業界向けには、医薬品添付文書及び医薬品説明文書の情報も提供しています。
その他事業(バイヤーズネット など)
メーカー・卸売業・小売業間の効率的な情報のやりとりを支援する会員制サイトを運営しています。 業界ニュース・イベント情報や売れ筋ランキング、消費者調査レポートなどが閲覧できるほか、特定の取引先との情報共有を安全に行うことができるサービスを提供しています。
2. 業界全体の効率化を促進する企業間ネットワーク
当社のEDIサービスを利用するほど、お客様の取引業務は効率化されます。それは「標準化」が徹底されたサービスだから。お客様は、一度「標準ルール」に対応すれば、後はこのEDIサービスを利用してほしい取引先を当社に紹介するだけで、当社がその取引先に対しサービスの説明から導入までサポートするので、効率化がどんどん進みます。お客様のビジネスが大きくなるほど、その効率化の効果は大きくなります。そして、お客様の通信処理データ量が増え効率化が進むほど、当社の売上は緩やかではありますが着実に伸びていきます。
会社HPより抜粋


現在の株価とPER(株価収益率)は?

  • 株価:1,535円
  • PER(株価収益率):23.6 倍
  • 売買高:100 株
  • 現在の配当利回り:2.63 %

10万円台です!ここら辺は我々みたいな庶民でも投資できる企業ですね。

自分みたいな底辺サラリーマンには嬉しい株価ですよ!

PERが20を越えると比較的割高に感じてしまいますね。。。

指標的には割高ですのでよっぽど他に良い材料がない限り、手出しはしないほうがいいですね。

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直近5年間の株価チャート


2017年をピークにダウントレンドが続いています。まだ底が見えないので買うのは危ないかもしれません。



プラネットの売上高と当期利益は?


売上高・当期利益ともに綺麗な右肩上がりでしたが最新年のみ下がってしまっています。

ただ上がり続ける銘柄など存在しないのでここから下がり続けなければ問題ありません。

下がり続けると減配の可能性がありますからね。

時期決算時にはぜひ上昇して欲しいです。



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プラネットのEPS(1株あたりの利益)の推移は?


全くといっていいほど連続性がありません笑

この部分だけを見ると長期投資家にとっては躊躇ってしまいます。

もう少し連続的に増加していただけると投資銘柄候補になるんですが、、、

今後の業績に期待するしかないですね。

プラネットの1株配当と配当性向の推移は?


こちらの銘柄の配当利回りは2.64%です。

配当利回り2%台です。

日本の配当利回りが平均で1~2%台です。

なので日本の銘柄ではだいたい平均くらいの配当利回りです。

残念ながら高配当銘柄というわけではありません。


文句ありませんね!18期連続増配銘柄です。

間違いなく投資銘柄候補になります。

長期投資家にとってうれしい形です。

ただ今年の配当性向が50%を超えているのでもしかしたら今後は注意が必要です。

配当性向が高いと減配は必須ですからね。

このあたりを注意深くみないといずれ痛い目にあいます。

画像は企業HPより引用

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プラネットの株主優待は?

プラネットは株主優待を行なってはいません。

プラネットのROE(自己資本比率)の推移は?


素晴らしいです!直近5年は全て優秀ラインとされる10%を超えています。

いかに経営陣が有能であるかこの数値を見れば一目瞭然です。

この調子でずっとROE10%越えを維持して欲しいです。

ROEのみの観点からするともちろん投資対象候補銘柄になります。

まとめ

上記のレーダーチャートは今回着目した項目を表したものです。

  • 18期連続増配銘柄
  • ROEは優秀ライン(10%)越え
  • 株価はダウントレンド
  • 配当性向は50%
上記より現在、難しい株になっています。

個人的には18期連続増配銘柄は非常に魅力ですが、株価がダウントレンドなので配当性向が50%なのが懸念点です。正直、配当性向が50%でも連続的に増配をしているので減配の可能性は低いですが、私の投資スタンスとして配当性向が50%を行く銘柄は避けるようにしています。やはり減配の可能性は低くはありませんからね。その影響か直近の増配率も高くないのですこし投資をするには億劫になっています。

もしこの銘柄がきになる方がいらっしゃいましたら四季報などで調べて見てはいかがでしょうか?

以上!!!



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